E小説(中出し・孕ませ・時間停止・催眠・環境変化など)
エロ小説のサイトですので18歳未満の方はお帰りください。傾向はマニア向け、作品中のほぼ100%中だし妊娠描写、付属性として時間停止・催眠・環境変化などです。
E小説【トップページ】

当サイトは、全てが十八歳未満閲覧禁止のアダルト官能小説です。十八歳未満は見ないようにお願いします。ほぼ100%に中出し・孕ませなどの描写があり、妄想的な内容でリアリティーは皆無です。趣味が合わない人の閲覧もお勧めできませんのでご了承ください。

催眠小説サイトの老舗E=mC^2様と相互リンクしていただきました。
たまには変わった更新の仕方をしようキャンペーンってことで
E=mC^2様の投稿小説コーナーで「せめてもの催眠術師」を
連載中です。一週間に一回で、どんどん行きます

でじたる書房さんのほうで電子小説についての、ブログをやってます。
押水学園水泳部!の一巻を無料で出してます

新作 『タイムストップ・ブラジャーホック《駄目社員篇》』 出しました。
二作目 『タイムストップ・ブラジャーホック《路上放浪篇》』出しました。
三作目 『タイムストップ・ブラジャーホック《近所騒動篇》』出しました。

久しぶりの時間停止小説、次回作もドンドン出していきます。

「視姦者の穴」《透視+テレポートゲート》
序章「視姦者の憂鬱」 第一章「精子の門」
 第二章「駅のトイレ」第三章「ちんこの門」 
第四章「禁書」 第五章「スカトロの悪魔」
第六章「お風呂場」 第七章「続く霊障」
 第八章「孤独の独白」 第九章「自慰の代償」
第十章「アカウント・ブルー」 第十一章「破瓜の味」
 第十二章「肉の誘い」 終章「変化する想い」

「相手にされない男」(存在消失系)
序章「相手にされない男」第一章「相沢聡子との命」 
 第二章「鵜杉の決心」 第三章「バーガータイム」
第四章「雌豚の母親」 第五章「雌豚の家庭」
第六章「雌豚の娘」終章「消える未来」

「停止の学園」(時間停止長編)
※ 長すぎて表示できないことがあるため三章以下を分割しました。
序章「ゆめ」第一章「めまい」 
 第二章「ともだち」 
第三章「るしふぃあ」三章下
第四章「ぱん」  四章下
第五章「こわく」  五章下
 第六章「きゅうへん」 六章下
第七章「けもののこころ」  七章下
第八章「きぼう」 八章下
第九章「これから」  九章下
第十章「はかい」 十章下
第十一章「まんしょんぷれい」 十一章下
第十二章「せいちょう」 十二章下
第十三章「しんじられる」 十三章下
終章「かわらぬこころ」 

ストーカー対策心理カウンセラー(催眠長編)
序章「付纏豚始」第一章「眠姫残酷」 
 第二章「拒否拒絶」第三章「妊娠遊戯」
 第四章「加速階段」 終章「終始憎愛」

「おすそわけ」前・後編(催眠搾乳短編)
前編後編 

「夢から出たマコト」(明晰夢→幽体離脱)
序章「明晰夢」第一章「夢からの精神操り」 
 第二章「乙橋中学集団妊娠事件」とりあえず続かない 

エレベーターガール(環境催眠 妊娠出産描写あり 前・中・後編)
前編中篇 後編

「中二病の催眠術」(催眠長編)

序章「引き篭もりと始まり」第一章「頭痛に至る催眠」 
第二章「パンツの交換です」  第三章「うまくできない」
第四章「自己暗示」第五章「イシコロボウシ」 
第六章「透明人間再び」 第七章「母子に渡る初体験」
第八章「身も心も揉みほぐす」 第九章「久しぶりの登校」
第十章「大同小異」第十一章「身体の滾り」 
 第十二章「朝の光と夜の闇」第十三章「種付け室」 
第十四章「マサキの休日」 第十五章「解放が終わる前に」
第十六章「それから」 第十七章「ツバメの懐妊」
 第十八章「希の懐妊」終章「輝かしい未来へ」 
 後日談「高二病の催眠術師」 

二川の時姦(時間停止・時間操作物) 長編の処女作です。

第一章「始まりのとき」

第二章「床屋で三発」

第三章「厨房への贈り物」

第四章「二ヶ月目の出勤」

第五章「時を駆けるデブオタ」

第六章「デブオタの幽霊」

終章「復讐の完了」

 

 

ストーカースナイパー(最初ストーカー、あと催眠など)長編
標的一「佐伯麻衣子二十二歳」標的二「三田葉子 十四歳」
標的三「酔っ払い女への罰」標的四「アンケート」 
標的五「中だしM&A」 標的六「危ない不妊治療」 
標的七「終わりの始まりに」 

タワーマスター(催眠長編)
序章「塔主の誕生」第一章「梶井素子 壱」
第二章「梶井素子 弐」第三章「沢石亜沙子」
 第四章「緑の目」 第五章「愛のある性交」
第六章「排卵日」第七章「伊川蛍子」
第八章「真辺美樹」第九章「中休み」 
第十章「人助け」終章「最上階の少女」

海馬の催眠(催眠長編)
第一章「強引な催眠術」 第二章「組織の力」
 第三章「俺専用の女子寮」  第四章「シリアス一転」
第五章「アルジェの切り札」  第六章「リーナの破瓜」
終章「催眠術師が死ぬとき」 

「三丁目のデブレデター」(透明人間似非科学小説)
第一章「歪曲の科学者」第二章「公園でイク」
 第三章「デブレデターの間接攻撃」第四章「無理なダイエットは子種の元」 
 第五章「浴場で欲情の始末」 終章「風呂場の王」

「百年の童貞」(呪い触手モノ 中篇)
第一章「増えるキノコ」 第二章「百年の童貞」
 第三章「男根の檻」 終章「眠りの淫蟲」

「止まった世界に生きるぼく」 タイムストップ物、趣味的勢い小説

 序章「世界の永久停止」

第一章「豚の学園」
第二章「カーディーラー」

第三章「停止の中で夢精した獣」

 第四章「青い悪魔」 第五章「エロゲ席攻略」
第六章「高級ホテル」 第七章「お嬢様マンコと百の女体」
第八章「妊娠させる力」 第九章「上京」
 第十章「環状線連続妊娠出産事件 前編」 第十一章「環状線連続妊娠出産事件 後編」
第十二章「働く女性の受難」  第十三章「降り立った埠頭」
 終章「天使」 

「女の城」 透明人間物 上流階級の警戒心の薄い女性を狙います。
第一章「消えるデブオタ」第二章「女の城へと」
第三章「敵を甘く見るな」第四章「侵入、再び」
第五章「覗くデブオタ」 第六章「童貞喪失」
 第七章「美優の善意」 第八章「妖精との邂逅」
第九章「おっぱいを出したい」 第十章「解放」
第十一章「パイズリ」 第十二章「破瓜」
第十三章「罪」第十四話「警備の花」 
第十五章「発露」 第十六章「エリカの匂い」
 第十七章「包囲の輪」 第十八章「袋のネズミ」
終章「飛び出した空」 

「手淫の罪」(自慰 目隠しレイプ 復讐)

序章「蛾歯豚男の侵入」第一章「山小屋」 
第二章「煌びやかな隷獄」  第三章「支倉由佳帆の叛意」
第四章「当然の妊娠」終章「悲しみの理由」 

夜更けの侵入者(家宅侵入、間接セックス) 前後編です。

前編

後編

時間操作系、視点を変えて前後編
「午後八時五十九分の悪夢」(時間操作系問題編)
 「午後八時五十九分の悪魔」(時間操作系解答編)

男性用生理用品(性器取り外し陵辱、やや病み気味)前後編

前編

後編

「若く幼き聖母たち」(気絶レイプ)前後編

前編

後編

短編 短く読めるモノを。

カブトムシ(蟲系)

速射小説(環境変化系)

トイレマン(怪人系)

電車のゆれ(環境変化系)

デブの誘惑(注:デブ専)

黒タイツの悪夢

 姦男(睡眠薬系)

 「下のお口に食べさせて」

「なんてことないですよ」(催眠)

 「袖触れ合うも多少の縁」

 「おまえでストップ」

 「派遣のスイカップ」

「例の事件」

 「貸してください」(催眠)

ご意見、苦情などございましたらヤラナイカーBBSかトップのコメントにでもどうぞ
でじたる書房さんでエロ小説の電子出版を始めましたので
読んで気に入っていただけたら、そちらのほうもよろしくお願いします。

電子出版作品のリンク(ヤラナイカー名義で電子出版しています)
誤解させる力(催眠孕ませ小説)押水学園水泳部! (無料)
 押水学園水泳部2!押水学園水泳部3! 
押水学園水泳部4!押水学園水泳部5! 
 押水学園水泳部6!押水学園水泳部7!(完結) 
ネカフェで中出しネカフェで妊娠(完結)
 『ちょっとだけ』 『ちょっとだけ2』(完結)
TS/BH 1 《駄目社員篇》TS/BH 2  《路上放浪篇》
 TS/BH 3 《近所騒動篇》 

雑記(注:官能小説じゃないものです)
催眠術について設定集幽体離脱体験1
幽体離脱体験2幽体離脱体験3
幽体離脱体験4幽体離脱体験5 
幽体離脱体験6 

当サイトは、リンクフリーです。リンクの際は、BBSに一言書いていただくと嬉しいです。

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作者近況

さてさて、毎回公開期間限定、作者近況です。
こんなところまで、気がついて読んでくれる人ありがとう。

Topでもでかでか載せてますが、E=mC^2様で連載小説を投稿掲載させてもらってます。
一週間に一回のハイペースで(といっても、毎回ごく短い内容ですけど)
どしどし、更新していく予定。五話で終わりですが、筆が乗ればその2も書いてみる予定。

今回は、投稿小説という形態ですので内容を短く
かつ読みやすい小説(SS的なものかもですね)を
書いてみようと思ってます。

でじたる書房のほうの、続きもがんばりますよ!

(もしかすると、エレベーターガールの主人公が出る催眠小説が出せるかもしれません、内容は催眠でちょっと毛色が変わりますけどw)

現在、でじたる書房で出そうと、作業が進んだりとまったりしている小説。

タイムストップブラジャーホック(時間停止、これ主軸ですプロット練って練って練りまくり)

社会の付き合い(催眠、オーソドックス)

つい、うっかり(催眠、天然もの? これがエレベーターガールの主人公出した奴です)

ヒューマンブリーダー(催眠、人妻もの)

ある睡姦の回想(睡姦)

こんな感じかな。プロットや没は星の数ほどですので、更新があんまり停滞したら本当に没倉庫作るかも。
コメント覧あけておくので、なんかあればどーぞ。


終章「変化する想い」
 繰り返し続くまぐあいの果てで、汐崎未央は懐妊した。

 大きくなるお腹を抱えた未央の隣には秋人が居る。
 もはや、未央が目隠しをすることもない。

 秋人は、未央に姿を見られることを許したのだろうか。
 それは、そうではなかったのだ。
 ある朝起きると、秋人は透視能力とテレポート能力を失っていた。
 そうして、その代わりにその身体を透明にする能力が付加されていた。
 だから、秋人は未央の隣に居続けることができる。
 失った力と、得た力。失ったものと、新しく得たもの。
 秋人は、変化した自分の能力に満足した。

――――

 そうして私は「根源からの能力は想いによって変化する」という一つの実証を得られて満足する。

 こんな昔話を、私は知っている。
 盲目の少女と、彼女に付き従う化け物のように醜い少年の物語。
 少年は、不思議の力を手に入れ、少女の目を癒すと同時に姿を消そうとした。
 自らの醜い姿を見られるのが忍びなかったのだ。たとえ優しい少女といえど、いやだからこそ少年は自らの姿を少女に見られたくなかった。
 少女はそれを悟り、消えないでくれと少年に懇願した。

 少年は去る代わりに、不思議の力で自らの身を透明人間にした。
 こうして、しばらく少女と少年は幸せに暮らした。

 ある日少女は、少年の姿を見たいと願った。
 それがどれほど醜く、おぞましい姿であったとしても、大丈夫だと思った。
 だからそっと少年に気づかれぬように、少女は覗き見た。
 化け物のように醜い少年の姿を。不思議の力を使って。

 そのあとで何が起こったのかは誰にも分からない。
 ただ、そこには二人の死体が転がっていて、手紙が一枚落ちていた。
 少女の字で「全てを焼いてください」と。

 二人の死体は、彼らがつかの間の幸せを暮らした家と共に焼かれ。
 あとには、何も残らなかった。

 バッドエンドか、ハッピーエンドか、それは聞く人が勝手に決めればいい。
 私はこの話を知っても、なんとも思わなかった。
 こんなありふれた昔話を、悲しいと思う情緒など、私には元から存在しない。

 人にあらざる力を行使したものの末路は、たいていが悲惨な結果に終わる。
 御影秋人の物語は、どういう結末に終わるのだろうか。
 データを取り終えた今になっては、もはや彼は用済み。
 彼の結末が、悲劇か、喜劇か、そんなことに、私は興味もないのだが――ただ。
 ありふれた悲劇を繰り返すだけが人の生涯なら、それは興ざめもいいところだ。

 ふうむ――

 川原にたった一人で座っているころの秋人に比べれば、未央と一緒に寄り添っている秋人のほうが幸せそうに見える。たとえ、彼の姿が彼女に映らないとしても――。
 だから、私は一つだけ祝福の言葉をかけてやろう。
 秋人『抗え』
 受けるべき報いが目の前にあるとしても、それでも共に生きることを望むならば、大事なものを失いたくないと願うならば、足掻け、足掻け、足掻け。
 それが敬虔な信者の祈りに似た、ただの徒労に終わるかもしれない愚かな努力であると知ってなお。
 それでも『運命に抗い続けるのだ』
 その先にしか、お前の望むものは手に入らないのだから。

――――

「どうしたんですか……」
 そんな未央の言葉に、秋人は我にかえったようにハッとした。
 握っている手の様子で判断するのだろうか。透明人間になった秋人の様子の変化を未央はまるで目に見えるように敏感に察知する。
「いや……そこで、誰か私を見ていたような気がしたんだが」
 金色の髪をした女の子が、淡い碧眼で秋人を見つめているような気がした。
「見ていたって、貴方の姿が見えるわけがないじゃないですか」
 そのとおりだ。秋人の身体は透明なのだから。
「そうなんだけど……あと声が聞こえたな」
「なんていってたんですか」
 未央は面白い冗談に返すように、戯れに聞き返す。
「えっと、運命に抗えって、言っていたよ」
「抗え……不思議な話ですね」
 やはり冗談と受け止めたのか、未央は軽く笑った。

 身重の未央の身体を気遣うように支えて、川原の土手を登っていきながら、秋人は振り返って少女が見えた虚空に一言、声を返す。
「わかっているよ」
 そこには誰も居ないはずなのに、秋人の耳にはちゃんと返答が帰ってきた。

「わかっているならば――善い」


「視姦者の穴」完結 著作ヤラナイカー
第十二章「肉の誘い」
「ちゃんと、飲んでくださいね」
「んっ……くっ……」
 喉を鳴らす未央。
 また、今日も秋人は未央の口の中に射精したのだ。
 未央の始めてを奪ったあの日から、一週間。手で触れて馴染ませることはしても、未央の股を秋人の精液が汚すことはない。
 初めてを終えて、気持ち的に満足してしまったということはある。
 だが、それ以上に滾るものを感じるのだが、その滾りは未央の口に放つ。

 処女膜を破ったあとは、無理はしないほうがいい。
 別に秋人が、そう気遣ったわけでもないのだ。仮にやりすぎて未央の股が擦り切れて、痛みに泣いてもそれを強行するだけの力をいまの秋人は持っていた。
 だがしない。

「今日は、ここまでにしましょうか」
「あの……」
「どうしました」
 未央は起き上がってきて、秋人の腕を躊躇なく掴むようにする。身体を重ねたあの日から、遠慮というものが少なくなってきた。そう秋人が未央の行動に急なものを感じても、それは不快な感覚ではない。
 馴染むということだと思っている。
「今日も……その下のほうにはないんですか」
「ああ、えっと……とりあえず一回入れておけばその必要はないので」
 なぜ未央はそんなことを言うのだろう。秋人は、未央の意図が計りかねて、ブツブツとそんなことを小声で呟く。
「それでもその……不安なので、もう自分で慰めるのはいいのですよね」
「それはもちろんです。天使の種が既に入っているのだから、いまのところ……異変もないでしょう。心配はいりませんから、とにかく今日はここまでです」
 秋人は、未央の手を腕からはずすようにして慌てて立ち上がる。終了の合図だ。
「はい……あのお礼を」
「お礼は、しばらく必要ありません」
 秋人はなにかに急かれるようにして、服を着て外へと飛び出した。

(未央のほうから、誘っているのか……)
 いまの未央の行動はそう思えた。行為自体は、嫌がっていると思ったのに。
 未央の中に、これまで感じたことのない生き物の熱を感じて、それにビックリして秋人は飛び出してきてしまったのだ。

     ***

 未央は、ベットの上でしばらく目隠しをしたままで寝そべっていた。
 口の中に、聖水の粘つきが残っていたが、それすらいまの未央には不快なものではなくて、口の中でいつまでもそれを舌で遊ばせるようにしていた。
 やがて、手が自然に股間へと伸びて、未央を振るわせる。
 一定のリズムが徐々に早まっていて、未央の中で破裂する。
 股間の奥がキュッとすぼまるような感覚。
 あっという間に、未央は満足して目をつぶる。
 こうやって眠れば未央は、きっとまた、天使の夢を見るに違いない。その光に包まれた天使の姿は、どこかで見たことのあるような男の姿をしていた。

     ***

「奇遇ですね」
 秋人がまた、川原のいつもの場所に座っていると、上から聞き覚えのある声がした。
 未央だ。別に驚きはしない。
 わざわざ未央に会うために来たわけではなかったが、ここは彼女が外出する際の通り道。ここに居ればもしかしたらとは、思っていたのだ。
「ええ……」
 そういいながら、秋人の視線は振り向かずに川を見ている。緩やかに孤を描いて流れていく水面に、未央の影を映して見つめていた。
「なにか、見えるんですか」
 声が近くなった、たぶん未央は後ろに居る。振り向かずに、秋人が川を見ているからそう聞いたのだろう。
「そうですね……何が見えるんだろうな」
 秋人は、本当に大事なものは目には見えないという話をしたかったのだが、言葉にならなかった。
 川辺に未央の姿を見たとしても、どれほど鮮明に鏡のように姿を映し見たところで、その心までは映らないのだから。
「川が好きなんですね」
「そうですね、嫌いなら来ないだろうな」
 秋人は、声のトーンを祓魔師の時とは変えている。ここまできて、ばれたくない自分の往生際の悪さに苦笑する。本当に、安全を期すならこんな場所にこなければいいのに。
 結局、秋人の心は罪悪感とのハザマで揺れているのだ。
 川に写る大きな未央の影をゆっくりと、小さい水草が流れていった。
 秋人の、すぐ後ろに未央は居る。
「あの……おにぎり食べますか」
 そういいながら、水面に移る未央は、秋人にコンビニの袋から差し出す。
「いいんですか……遠慮なくもらいますよ」
 さすがに、秋人は振り返って手を伸ばして受け取る。一瞬受け渡しに、手と手が触れ合う。それが、秋人には重い。
「いっつもね、少ないとお店に悪いと思っておにぎり二つ買うんですけど、残しちゃうんですよ。だから一つ食べてもらうとちょうどいいんです」
 相変わらず変わった娘だなと、秋人は思う。
 なんで買うのが少ないと悪いのだ。よく分からない感覚だが、未央らしくはある。
 普通の人には分からないこだわりを抱いて、人を避けるようにして生きているのが未央という女性なのだ。
 それが、秋人が好きな未央なのだから。

 秋人は手で弄ぶようにおにぎりを解体、作り上げながら聞く。
「いまは、川を見ても死にたいとは思わないですか」
 別に聞くともなく聞いただけなのだが、未央が好きそうな話題だから。
「あはっ……前にそんなこと言ってましたね」
 そういって、楽しそうに笑う。あいかわらず化粧けのない白い頬に、ぱっと頬に紅がさしたように、表情が明るくなった。
「いい顔ですね……」
「いまは生きることしか、考えていませんから」
 そういう未央の磨いたガラスのような瞳に、瞬間赤い光のきらめきが見えた。
「それは、いいことだ。ごちそうさまでした」
 おにぎりを一口に飲み込んで、ごみを手の中に握り締める。
 立ち上がっていってしまいそうな秋人に声をかけた。
「あなたも、がんばってくださいね」
 やはり、未央が秋人に声をかけるのは同情なのだろうか。
「ええ、がんばりますとも」
 励まされるとはな、未央を騙している秋人が。なんとも複雑な気持ちのまま、それでも未央と話すたびに、秋人の心の迷いは消えていくのだ。

     ***

 目隠しの下の未央は笑顔であった。
 おや、今日は少し雰囲気が違うなと秋人は感じた。
 それは、秋人もまたそろそろ未央を本当に抱こうかという気持ちで来ているから、ただその変化を重ねて見ているだけかもしれないが。
 いつにも増して未央の物腰はゆったりとしていて、柔和に見えた。
 あまりものを食べない未央の腰はほっそりと痩せている。
 それでも、今日裸に剥いた未央の腰つきに、いつもの青白さはなくて、指で梳くように触れると血が通った滑りのようなものが感じられた。
「今日は赤ちゃんができやすい日なんですよ」
 そうかと、秋人は納得できた。
 別に秋人は、未央の生理周期を知っているわけではない。調べる気もなかった。そういうのは自然に、できるならできるに任せるべきだと漠然と考えていた。
 それでも未央は、この成人しても少女らしい形を残したような女は、ちゃんと自分の日を調べていて覚悟を決めていたのだ。
 臆病な秋人などよりも、それは強い覚悟。
「それじゃあ、天使の種を入れましょう……でもいいのですか」
「おそかれはやかれですから」
 未央はそういうだけで、俯いて多くは言わなかった。
 少し常識からずれている女ではあっても、恥ずかしいという思いはあるのだろう。

 秋人から押し倒したという形ではあっても、官能的な未央の手つきに誘われるようだった。
 触れれば、吸い寄せられるような肌。強い引力を持って、秋人の身体が引き寄せられていく。
 気がつけば、秋人はなにかに急きたてられたように荒い息を吐いて、未央の首筋にむしゃぶりついていた。
 乱暴な手つきで、未央の身体を蹂躙していく。
 臆病で、引っ込み思案な秋人らしくない、猛りのようなもの。
 それはたぶん、未央の身体から出て、秋人を介して、未央にまた戻っていくのだ。
 興奮して、未央の全身を舐るように味わいながら、どこか冷静な部分で秋人はそう感じていた。
 それにしても、味わっても味わっても、味わいつくせぬ未央の味はどうだろう。
 痩せた肩、ほっそりとした未央の腰、ぺっこりとした未央のお腹に触れていて、どうしてこんなにも暖かいのだろうと秋人は感じる。
 身長と体重を考えれば、巨漢の秋人の半分にも満たない身体でどうやって秋人を包み込めるというのだろう。
 不思議だった、未央の胸の中で秋人がこんなにも憩えるということが。
 未央が腕を開いて、秋人を抱こうとして抱けてしまえるのだ。どうして秋人は、こんなにも安らげるのだろうか。

 股を押し上げて未央に挿入しようというとき、いつも秋人には躊躇があった。
 犯してはならないものを犯しているという気持ちが。
 それを今日は感じない、気がついたときには既に未央を蹂躙していた。
 滾る力は未央を通してまた、秋人に戻っていくようだった。
 未央のほっそりとした腰は、生き生きとした温かさを感じさせて。
 その豊かな胸を、手で弄ぶこともできる。
 外側から力を加えるたびに、未央の身体はまるで楽器のように鳴った。
 そういう旋律とリズムが、しっかりと呼応している。
 言葉はもう必要なく、一切の疲れを感じることなく。
 未央の体内に、一番奥に秋人は精を放った。

 ドクッドクッドクッ。

 その繰り返し。一度放っても、秋人の逸物は萎えることもなく未央を攻め立てる。
 さらに奥へ、さらに奥へと。
 また滾るままに、精をほとばしらせる。

 ドクッドクッドクッ。

 逸物が、精を未央に放つ様は、心臓が脈打つのに似ていた。
 身体中がドクドクと鼓動して、それが生殖器を通してつながっているのだ。
 秋人は、未央と命がつながっていると分かった。
 そうして初めて、生きていることを、本当に自分が生きていることを秋人は知る。

 何度か精を放出してしまって、組み敷いている未央が自分の下で、熱い息を吐き出しながら何事かを呟いている。
「これで……」
 辛うじて聞き取れた声。
「ああ、そうだね」
 秋人は、そう返すしかなかった。

 未央を綺麗にしてやり、居住まいを正して出て行こうとする中で、なんだろうなと秋人は自分の行為を振り返って不思議に思っていた。
 まるで、ただセックスをしただけではないかと。
 騙しているとか、儀式めいたこととか、そういうものではなくて、ただ身体を触れ合わせただけではないか。
 恋人同士のように。
 まさかと思うのだが、しこりのように胸を痛めつけていた不安感の一切が消えていることに、秋人は気がつかざるを得なかった。

「これで、何がどうなるというのだろうか」
 そう呟いた秋人の声は、不安ではなくて期待を滲ませていた。
第十一章「破瓜の味」
 あれほど未央の身体を蝕んでいた自慰への欲求が、股の間に疼いた肉の火照りが。
 嘘のようになくなっていた。
 汐崎未央は、安らかに眠りについて目を覚ます。
 彼女は、身を清めて静かに今日にも訪れるかもしれない。
『そのとき』を待っていた。

     ○

 御影秋人は、内心の熱を押し殺しつつ、静かに歩いていた。
 いつも歩いている、未央のマンションへの見慣れた道程が、まるで別物に見える。
 気は急いているくせに、それでもまだもったいぶりたいような、このワクワクする気持ちはなんだろう。身体の奥底から浮き上がるようなこの気持ちは。
 秋人が決めるのだ、決めていいのだ。
 今日、秋人は本当の意味で童貞を捨てると。

     ●

 未央は服を脱いで、一糸まとわぬ姿で、大きめのベットの上に正座していた。
 ちゃんと目隠しをしている。わかっていても、秋人はそのことを確かめるようにした。ちゃんとした皮製の高級品だから、激しく身体が動いても外れることはない。
 そうして次に、まぐわいを映すカメラの様子を調べた。
 この日のために秋人が買った高性能カメラだ。なるべくのベストポジションに設置できるようにしておく。
 誰にも見せるつもりはないが、秋人と未央の運命のときを、永久に残すためだ。
「それでは……」
「はい」
「それでは……いまから天使の種を降ろす儀式を始めます」
 未央は、固くした身を緩めるように力を抜いて、仰向けに寝そべって手足を広げるようにした。
 儀式ついては、事前に詳しい説明を受けている。
 未央は、心配することは一つもない。
 腰を浮かせるようにして、自分の股を手で開く。まるで見えない何かを誘うように。
 外陰唇に手をつくようにして、中を指し開いて見せた。
 そこは、意外に乾いたピンク色の肉が覗いている。
 この前は、濡れ濡れだったのになと思いながら、秋人は高性能カメラを手にとって、その一部始終を撮影している。
「汐崎未央です。二十年間男の人との付き合いもなく、寂しい思いをしている男日照りの未央のオマンコに聖杭を差し込んで、未央の子宮に天使様のおなさけをください」
 これらのセリフも動作も、あらかじめ秋人に言い含められた儀式の一部である。

 セリフには露骨で卑猥な言葉の羅列が並び。
 未央自身を貶めるような言葉まで含まれている。
 そうやって天使を誘わないといけないといわれて、未央の抵抗がなかったわけがないのだが。
「天使も男ですから、そっちのほうが効果があります」
 そう信頼する祓魔師さんに言い含められては逆らうことはできない。
 未央の知らない隠語もあったのだが、必死に覚えたようだ。

(天使の聖杭か……)
 それが降りてきて、未央を刺し貫くことをどうイメージしているだろう。
 それが、単なるセックスだと知ったらどう思うだろう。
 秋人の罪悪感は針のようにチクリと痛み、嗜虐の心は獲物を食いちぎり血を啜る喜びに震える。
 人は心の中に、天使と悪魔を飼っている。

 もういいだろうと、秋人は震える股を撮影していたカメラから手を離し、脚立に据え置いて、未央のへこんだお腹を、そっと押さえる。
 卑猥なセリフを連呼しながら、何もない空に向かっておねだりして震わせていた腰の動きを止める。
 事前の打ち合わせどおりに。

 秋人は、もう一度未央の身体の曲線美を堪能する。
 こうやって強いて貶めてもなお、未央の青白い肌には犯しがたい清楚が宿る。
 薄毛の生えた自分の股を無防備に晒して、お尻をふってビッチの真似をさせても、未央の少女のような無垢な姿が秋人の目の前には横たわっている。
 ベットの上に広がった艶やかな黒髪は、亜麻布を撒き散らしたようにどこまでも美しい。髪も、肌と一緒で日焼けするらしく、未央の髪が特別な手入れもしてないのに美しいのは引きこもり生活のせいなのかもしれない。
(不摂生な生活をしている女なのになあ……)
 ほのかな芳しい未央の甘い体臭。そして、肌は不思議と血管が透き通るほどに白く肌理細やかなのだった。
 その美しさに飲まれては、小心な秋人には手が出なくなる。だから秋人は、そんな躊躇を、生唾と一緒にごくりと飲み込んだ。
 そうして、その肌に無造作に触れる。細い腕をなぞるように、太ももから腰に手を這わすように。
 未央の曲線を、手で味わうように触れていく。そのくすぐったい感触に、未央が身体をぞわぞわさせても、かまわずに。未央の身体中を、確かめるに秋人は触って回った。
 未央を感じさせようとした行為、だがむしろそれが秋人をゾクッとさせた。
 未央の青白い肌が、そっと触れた部分から桜色に染まっていく。未央の周りの空気が、明らかに変質して、それが秋人を戦慄させる。
「これでは……」
 感じさせているのか、感じさせられているのかわからない。
 ゆっくりと、深紅の唇を吸う。許可を得ることなく、いまの秋人は未央の身体のどこにだって自由にキスできる。
 舌を唇に這わせると、ゆっくりと誘うように未央が唇を開いていく。
 舌を絡める、そのやり方も全て秋人が教えたのだ。
 その征服感が力となって、ムクムクと秋人の股間が硬くなっていく。

 だが、まだ早い。

 今度は未央の豊かな胸を、外側から押し上げるように揉みあげる。やはりだ、未央の血管が透き通るような青白い肌は、秋人が触れるたびに優しい桃色に染まっていく。なんて優しい色なのだろう。
「おっ……おっぱいを吸ってください」
 そう口走った未央が、自ら望んだわけではない。声は強張り、未央は震えてなんとか言えたと息を継ぐ。
 これも儀式の一部だ。秋人が胸に手を伸ばしたと同時に、未央は自らそう誘うように教え込まれている。
 おっぱいという言葉が、何故か未央にはどんな隠語より抵抗があった。そう母性を感じさせる言葉は、両親を――とりわけ母親を憎んでいる未央には言いにくい言葉だった。
 それでも、未央も母親になるなら、そこは乗り越えなければならない部分で、秋人がそれを強いるのはもしかすると正しいのかもしれない。
 吸い上げるようにしてちゅぱちゅぱ乳首に口をつける秋人。
 口の中で硬くなった乳頭を転がしてやると、未央はたまらず身体を竦ませて「きゅう……」と可愛らしく鳴いた。

 どうだろうか。

 手を滑らせるようにして、胸からお腹を通って未央の股に、薄毛の生える丘へと手を伸ばす。薄い外陰唇を開くようにして、中を調べると、薄っすらと濡れていた。
 逆に、もう秋人の逸物は滾りすぎて鈴口からカウパーを垂れ流している。
 指をゆっくりと差し入れると、中ほどにするりと入っていく。柔らかく包み込むようにしながらも、指を進ませない抵抗が、未央の処女膜だ。
 初めてはやはり痛いものなのだろうな。まだ、濡れが足りないかもしれない。なぜこの前みたいに、もっと濡れてくれないのかと秋人は内心で呻く。
「うううっ……」
 そう声をあげる未央を見ても、それが辛さなのか痛みなのか、それとも快楽であるのかは秋人には分からない。知識はあると思っていても、実地を踏むというのは勇気がいるものだ。
 その秋人の臆病さが、秋人にひどいことをさせるのを防いでいたのだが、秋人の奥底から滾るように湧いてくる性欲。
 根源的な欲望を前にして、秋人の慎重さすら打ち勝つことはできない。
 頭がぽわっと熱くなって、気がつくと未央の股を力いっぱい開いていた。
 目の前には、秋人のための穴がある。花弁を開けば、そこにはちゃんと膜の張った膣口があって、その奥には誰も足を踏み入れたことのないピンク色に肉襞があるのだ。
「オマンコに聖杭を差し込んでください、未央の中にに天使様のモノをください」
 未央はそういうと、そのときを覚悟して全身から力を抜いた。
 未央のへこんだお腹が、薄っすらと汗をかいてテラテラと光っていた。それが呼吸で上下して、秋人を誘う。
 それが未央の本心ではないということは、事前に打ち合わせをした秋人が一番よく知っている。
 よく知っていて、そのうえでもう耐えられないと秋人の股間の獣が叫んでいる。
「入れますよ、少し痛いでしょうけど……」
 秋人は、自分の欲望を解き放った。
 秋人なりに極限まで膨れ上がった亀頭を押し上げて、未央の中にゆっくりと歩を進めていく。亀頭は処女膜を裂いて、未央の谷間へと分け入っていく。
「ああっ……」
 痛みと甘さが伴った感覚の渦が未央を襲ってきた。やはり痛い、そうして熱い自分の奥底へと秋人が欲望を叩き込んでくる。
「受け入れてください……受け入れるんです」
 呻くように、秋人は未央の耳元で呟いた。未央の身体を抱き締めて、ただ強く抱き締めて腰を押し入れていく。
「いいっ……」
 その甘いリズム。身体にずしりとくる重み。体温。
 それは単純な辛さや痛みではなかった、地の底から吹き上がるような感覚に未央は身を捩じらせるしかない。未央が思っていたのは、受け入れなければということだけ。
 時間にしては数分、未央の中であっけなく秋人が限界を迎えた。
「中に精水が出ますから……出ます……」
「はい……ください」
 未央は、初めて受け入れた肉棒から、自らの中に熱い熱い塊が吐き出されていくのを感じる。
 あまりにも重く、短く、それでいて長い時間。
 ビュルビュルビュルと音を立てるようにして、放出されていく天使の種。
「出ました……」
 未央の中にたっぷりと中出しした。秋人は、これまでにない腰にたゆたう充実感に、身を振るわせるだけだった。
「ありがとうございます……天使様の種をいただきました」
 未央は荒い息のなかで、それでも教えられたように、お礼を言った。その声には、明らかにこれで終わりかという安堵のため息が含まれていた。
 それでも秋人はその息を吸って、これまでにない甘さが含まれることに気がついて。
 未央を無事に女にすることで、秋人も男になることができたと感じる。

「とりあえず、腰を浮かせてください」
「いただいた種を……出さないようにですね」
「そうです、ちゃんと覚えていてくださいね」
 そういいながら、緊張と破瓜で疲れているらしい未央を気遣って、秋人は自らの手で枕を腰においてやり、楽な姿勢にさせた。
 手にカメラを引き寄せて、未央の股を記録する。
 射精した精液は、女性器にこびり付いているのを除いてはほとんど垂れてきていない。処女膜は、破れたとはいっても一度ぐらいの性交では擦り切れてしまわない。
 秋人が想像したよりも、未央は痛がらなかった。破瓜の血も、それほどではないと秋人は安心して、その周りを濡れタオルで拭いてやる。
 身体も拭いてやろう、そうやってしている間はまるで赤子のように素直に秋人に身を任せてくれて、それが何よりも嬉しかったりするのだ。
 それは、信頼させてその信頼を裏切っているということも含んだ、苦い喜びではあるのだが、濡れタオルで拭いて輝きを増す未央の身体を見ていると、やはりしてよかったと思うのだ。
 未央の言葉を信じるならば、未央は男を知ることはなかっただろうと。
 それならば、秋人が十分に男として成熟することができたなら、未央を喜ばせることもできるのではないか。
 その想像だけが、秋人の罪悪感を超えさせて、未央を愛しぬこうという思いを強めさせる。だからあとはただ、その従順な女を、秋人は必死に愛でるように綺麗にしてやるのだった。


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Author:ヤラナイカー
拙い文章ですが、プロの小説書きを目指してがんばっています。よろしくおねがいします。



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