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E小説(中出し・孕ませ・時間停止・催眠・環境変化など)
エロ小説のサイトですので18歳未満の方はお帰りください。傾向はマニア向け、作品中のほぼ100%中だし妊娠描写、付属性として時間停止・催眠・環境変化などです。
序章「引き篭もりと始まり」
「お前は存在がきもいんだよ、きもすぎ、一回死ねよ!」
「おい見ろよ、ゲロマサ皮かぶってんじゃねーの、超ウケル」
「やぁ!! めろうぇ!!」

 安西マサキは、いじめられっこである。
 教室から秩序が失われると、常に弱いものが踏みにじられるという結果に終わる。
 大人しいデブオタであるマサキなど、その標的にはもってこいだった。
 それにしたって、今日のイジメはひどい。
 ドキュンA、Bに左右から押さえつけられ、ズボンとパンツを一緒に降ろされ、仮性包茎のチンチンを露出させられた。解剖と呼ばれるいじめの類でも、単純にして最悪の部類に属する残酷行為である。
 正義感のある女の子でも現れて助けてくれようものなら、ドラマの一つも生まれようというものだが現実はそんなに甘くない。誰も目をそむけたり、横目で見て面白がるだけで助けちゃくれないのだ。
 さすがに日ごろは無気力で無抵抗なマサキも、これには死ぬほど暴れてズボンを戻そうと必死に抵抗したが不良どもの無駄に発達した筋肉に、デブオタ帰宅部の贅肉がかなうわけもない。
 一発、腹を強かになぐられて、ぐったりと大人しくなった。
 小学生なら、まだ軽いトラウマで済んだイジメであっただろう。
 しかし、マサキは中学二年生。
 中学校で同級生の女の子にチンチンを曝すという行為は、死を意味する。

 教室を男子の爆笑と女子の嬌声が響く。
「きゃーー」
「なにあれー」
「……ちょっと、立ってない」
 なんということであろうかこの羞恥に曝されるという刺激に、強い性欲を持て余した中学生マサキのチンポは、皮をかぶりながらもその存在を誇示していたのだ。別に変態的性欲を持っているわけではない、中学生は風が吹いてもチンコが立つほど性欲を持て余しているのだ。この衝撃に立ってもちっとも不思議ではない。
 ちなみに完全に勃起しても皮かぶっている重度の仮性包茎だ。
 そして、女子たちのざわめきの中から、マサキの無駄にいい聴覚思いを寄せていた女子である鳥取ツバメの吐き捨てるようなつぶやきを拾ってしまう。
「最低、超キモイ……」
 あとのことはもうマサキの記憶になかった。ただ、踏みつけられたメガネが床で粉々になっていたのを覚えているだけだ。思い出しても、我ながら悲しすぎて、涙も出なかった。

 そもそもマサキが、虐げられるだけの毎日に我慢をして学校に来ていたのは、ただ鳥取ツバメの煌めくような笑顔をその愛らしくも豊かな肢体を、こっそりと横目で垣間見たい一心だった。そんな中学生らしい密かな思いも、無きに等しい関係も、壊れて、壊れて、もう二度と戻らない。この日から安西マサキは、いじめられっこから登校拒否の引き篭もりに見事なクラスチェンジを遂げたのだった。

 リアル世界での活動を完全に休止したマサキは、ネット社会で積極的な活動を行うことにした。安西マサキ、ハンドルネーム「中二病」はその名に恥じぬ活躍ぶりを示す。リアルへの怨念を払拭するため、ネット社会で最低の荒らし活動を行ったのだ。大体において、いじめられる側はお話において全力で無力な弱者と美化されがちだが、実際はいじめられる側にも問題があるもので、マサキの性格のほうもその暗い顔立ちに負けず劣らず、十分に歪んでいた。往々にして弱者は、さらに弱いものを探して、憂さ晴らしをするものだった。
 二つのネットゲーム世界と、五つのネトゲ系の大規模コミュニティーが不眠不休で劣悪行為を繰り返す彼の手によって再生不可能なまでに荒らされたころ、中二病の悪逆に業を煮やしたネット探偵を名乗る一人の男によってついに捕縛される。一見、無法にみえるネット社会においても、秩序や暗黙のルールはちゃんとあって、悪はやはり永遠に栄えることはない。
「中二病……いや、安西マサキ」
「なぜ、ぼ……俺の本名を知っ」
「君は敵に回しては成らない組織を敵に回したのだよ。こっちはすでに君の住所から家族構成、君がどんな機種のパソコンを使ってるかまで分かってる。逃げることは不可能だ。君の行為は現実に被害を与えているし、犯罪にも該当してる。君の態度によっては、裁判によって訴えることも考えている」
「くう……くそ! どうにでもしろ」
「どうにでもしろってね……君はまだ中学生だろう。親御さんにも迷惑がかかる」
「うるさい、みんな死ねばいいんだ!」
「それにしてもギルドDLOのギルドハウスから、バグ利用とはいえハウスルートできる奴がいるとはいまでも信じられんよ。君は人間として最低だが、その発想力と手数の多さ、目的のために手段を選ばないやり方は、才能はあると認められる」
 才能がある、などと自分の力を認められた経験はそのときが始めてだった。だから、マサキは悪態つくのを止めて、少し大人しくなった。
「なあ、なぜこんな行為をしたのか、話を聞かせてくれないか。聞いた上で、力になってやってもいい」
「……わかりました」
「でもその前に、とりあえずギルドのレアアイテム全部返せ、できれば色つけて。なに、悪いようにはしないさ」

 マサキは、男にありのままを語った。ネットゲームで出会ったお互いに顔も分からない関係だからこそ、心の奥底のドロドロとした全てを吐き出せたのだろう。
 学校でいじめられて、登校拒否であること。家の隣に住んでいる同級生の女の子に嫌われてしまったこと。持て余す性欲から、鬱屈した思いから、いっそのこと世界が滅びればいいと願っていることまで洗いざらい聞かれるままに。中学生は大人とはいえない。だが中学生には中学生の残酷と絶望がある。ネット以外のマサキの世界は、すでに壊れて取り返しが付かなくなってしまっていた。
 だから男は全てを聞いてから、こういった。
「よろしい、我々は本来なら子供を相手にしないのだが、君の境遇と知性は同志と呼ぶにに値する。ようこそDLOへ。君を仲間と認めて、絶望を力に変える方法を進呈しよう」

 デブオタ解放機構 - the Debuota Liberation Organization - 《DLO》

 この日から、安西マサキはDLOの仮メンバーとなったのだった。
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おかげさまでプロの小説書きになりました。ちょっと忙しくなるので更新遅くなってます。
(プロフの画像、ヤキソバパンツさんに提供してもらいました)



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