女子陸上部、県大会百メートル代表決定戦が校内のグラウンドを貸しきって行われている。うちの陸上部は県内では有名なので、マサキはついでに見に行ったのだが結構盛り上がってるみたいだった。 「きゃー喜志さんがんばれ!」 「今年は、円藤先輩が勝つわよ!」 ちょうど、数人の女子選手がコースに並んでいる。円藤希の隣にいるのが、ライバルの喜志か。希には負けるが、結構可愛いじゃないか。 そんなことを考えているうちに、走り始めた、すごい速さだ。円藤の走りを超人的だと思ったマサキだが、喜志という選手も初速がすごい。鍛錬に加え、足のバネのつくりが常人とは違うんだろうな。 それでも、円藤には催眠によるイメージトレーニングがある。弱点だった初っ端の踏ん張りも見事に決まっていて、喜志と互角。いや……少しだけ勝っている。 そう思った瞬間にゴールしていた。僅差だが、希の勝利。よかった、正直どこまで催眠トレーニングの効果があるか心配だったのだが、我がことのように嬉しいマサキである。 「今年は、負けちゃったわね……大会、私の分もがんばってね」 喜志は負けたにもかかわらず、笑顔で希の肩をたたく。負けたのは残念だった。だが、円藤希が、毎朝毎晩どれほど過酷な練習メニューをこなしていたのか、ライバルだった喜志が一番知っていたからだ。 「うん、ありがとう。秋の大会には出れなくなったから、その分も今回はがんばるよ」 「え? そうなの何かあるの」 自分以上に陸上に打ち込んでいる円藤が休む理由なんて考えられなくて、驚く喜志。 「秘密、でもその分、今回の大会がんばるから」 そうなのだ、円藤希はこの直後の県大会には出れるだろうが、その次の大会は走れない。その秘密を知っているのは、この中ではマサキだけだった。 みんなに、賞賛の声を駆けられながらグラウンドを去る希を追って、マサキは声をかけた。 「円藤……おめでとう勝ったんだな」 「マサキ……、見ててくれたんだな」 そういって、希は笑う。二人は話しながら、連れ立って歩いていく。 「ぼくがやってやったのは、そのためもあるんだからな」 「素直に、礼をいう。ありがとう……」 そんなことを話しながら二人は、体育館の影にある男子トイレに入っていく。 「清掃中」の標識と一緒に、誰も入らないように見張りをしているマサキの部下の種付け隊の一人が立っていて、通りかかるマサキに黙礼する。 二人は、そのまま一番奥の便器に入っていく。 「今日はあまり時間がないから、自分でぬらせよ」 「ごめんマサキ……せめて手だけ洗わせてくれ」 「ああ、それぐらいはいい」 希は、手早く手を洗うと、便器に座るマサキの目の前に立って、赤い運動服の下と下着を脱いで、マサキに手渡す。マサキは、その下着にこびりついた汗の匂いをかぐわしいもののように嗅ぐ。 マサキの股間のものが、匂いでムクムクと起き上がりつつあった。 そんなマサキの股間のものを見ながら、声をあげて希はオナニーを始めた。最近、いろいろやって刺激しているクリトリスも剥いて、なかなか堂に入ったオナニーだった。希は余計なことは考えない、時間がないとマサキに言われたから、とにかく濡らすことに集中する。 「ふっ……くっ……」 「希、おっぱいも自分でいじくると早く濡れるぞ」 「いわないで……」 「じれったいな……舐めてやるからこっちの顔にもってこいよ」 指示に素直に従って、希は性器をマサキの顔に押し付けるようにする。それを、いとおしげに舐めるマサキ。希は、その間も自分の乳頭をいじくって、性感を高めるように努力した。 「汗の味と、おまえの味が混じって……なかなか美味しいぞ」 「だから……そんなこといわないでって」 マサキは、希が運動してたっぷりかいた汗と体臭を楽しむために、希の部活直後にこうやって人気のない男子トイレで抱くということをたまにやる。堂々たる変態っぷりである。今日はちょうどその日だった。 「よし、もういいぞ。腰を下ろして挿入しろ」 「はあぁ……入った」 ニュプっといやらしい音を立てて、ゆっくりと腰をうずめていく。そのまま体重をかけないように、腰を振る希。マサキは、座ってるだけで楽チンだった。まあ、希は体力があるからこれぐらいやらないと、マサキが体力負けしてしまうからでもある。 「あいかわらず……お前のピストンは激しく気持ちいいな」 「気持ち良い……よかった……」 「なあ、希……お前妊娠したのか?」 「はい、まだ調べてないけど生理来てないので多分」 「そうか……うっ……お前には悪いと思ってるよ」 「なんで」 腰を止めて、マサキを見下ろす希。意外そうな顔だった。 「だって、しばらく部活できないし、今度の県大会もつわりとかあったら」 「そんなことか」 そういって、希は笑う。 「上の口で喋ってても、下の口も動かしておけ」 「ごめん……あのね、私が県大会で活躍したかったわけじゃなくて……ふっん……そうだね……喜志さんに勝ちたかっただけなのかもしれないと今日勝っておもった」 「そうか、希は負けず嫌いだからな」 「もちろん、県大会はがんばるけど、なんか今日喜志さんに勝って全部がすっきりした。私は一緒にやっている仲間の、誰よりも早くなれたと証明出来たらそれでよかったんだと思う」 「そうか……」 「だから、いいの……ありがとう本当に」 「ぼくじゃない、お前ががんばったからだよ」 「それでも」 「ううっ……でそうだ」 「中に頂戴……」 ドピュドピュドピュドピュドピュドピュ! 希は、抱え込むようにマサキの身体をゆっくりと抱きしめると、自分の中でピュルピュルとはじけるマサキの飛まつを感じる。マサキは、そんな希の腹をさする。 「このなかに、もうぼくの子供が入ってるんだな」 「まだわからないよ……でもそうかな」 「よし、今日はこれでいい。抜いて綺麗にしろ」 マサキがそういうと、希はさっと上からどいてマサキの一物を綺麗に舐め取っていく。尿道口に残った精液の一滴までも吸い上げると、マサキの中出し精液がたっぷりと膣につまったままで、マサキから受け取った下着と運動服を穿いた。 「もういいよね、私はやっぱりもう少し練習してくる。代表で出るのに、県大会で変な成績のこせないから」 「ああ、お前は立派だよ。悔いが残らないように」 「私の夢はもう叶ったから……あとは、マサキの元気な赤ちゃん産んであげるよ」 そういって、言ったのが恥ずかしかったのか駆けていってしまった。マサキも、男子トイレから出て、種付け隊の黙礼を受ける。種付け隊は、これから痕跡が残らないようにトイレを清掃するのだ。 マサキが校舎から出ようとすると、遠目に一人でグラウンドを走っている希が見えた。 円藤希は走り続けていた。誰よりも懸命に、どこまでも、前を見つめて。 「お前は、いい母親になるさ」 マサキは、そうつぶやくと学校から出て行った。
|