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E小説(中出し・孕ませ・時間停止・催眠・環境変化など)
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五章下
 ルシフィアに言われたことで、幸助は肩を怒らすようにしてここまできてみたが、こういう雰囲気に呑まれてしまって、なんだか肩の力が抜けてしまった。
「昼食がまだなら、一緒にどうだね」
 手をあげて、そういうマサキに頷くしかない。
 席につくと、きちんとメイド服の女の子が椅子を引いてくれる。
「ああっ……ありがとう……えっと」
「一年の佐藤理沙ですわ、富坂先輩」
 そういえば、そんな名前だったか。
 素直に席に座ると、白いナプキンが渡された。目の前に居るのに、音と気配がまったくない……マサキが面白がって気配を消して幸助に近づいてくることがあるのだが、それのパワーアップバージョンみたいな。ナプキンというのは、どうやって使うんだろう。汚れないようにするためのものだから、とりあえず膝に引けばいいんだろうか。
 テーブルマナーが分からない幸助がキョロキョロしているうちに、メイドの娘はトレイから食器を取り出して、置いていく。スプーンとフォーク多すぎだろう。
「まっ……マジに前菜からか」
 学校で、食器に盛られたサラダを食べることになるとは思わなかった。その間にも、理沙はスープを携帯コンロで温めている。学校で勝手に携帯火器もまずいとは思ったが、いちいちマサキたちに突っ込むのも疲れてきた。どうせみんなスルーしてるのだから気にしたら負けだ。
「食器は外側から使うんだよ……まあ適当でいいぞ。本当のマナーは食事を楽しむことだからな」
 そういって手を広げて、いつもの鷹揚な感じを出すマサキに幸助もほっとする。
 しかし、すぐさま理沙が横に居て耳元に口付けをするように何かをささやいた。さっとマサキの顔に影が走る。
「理沙は……仕える側にも最低限の礼節を求めるそうだ。面倒をかけてすまないが、なるべく食器を触れあわさずに、音を立てないように」
 そういってマサキもまた居住まいを正したので、仕方なく幸助もシャキっとしなければならない。料理は普通においしかったのだが、微妙な空気のままで言葉少なく食事を終えた。
 食事中、暇だったのでマサキと理沙の主従の関係を観察してみる。食器とこわごわと扱うスプーンやフォークが触れてしまって、軽く音をたてるたびに理沙に軽く睨まれながらだが。
 幸助が見るところ、マサキは多くの女子を従えているように見える。だが、それはよく見ると、マサキの周りの女子は、自分のスタイルというか方針はきちんと守っていて、実はマサキのほうがそれに配慮して合わせているところがある。
 マサキは、戯れに帝王学のようなものを幸助に話すときがある。主従のバランス、安定した支配のためには強引に押さえつけてはいけないというのだ。ルシフィアはマサキは人の心を操る力を持つといっていた。それなら、同じように人にはない能力を持っているのに、状況を完全にコントロールできているマサキと、力に振り回されている自分の違いはなんなのか。
 それは、先天的に力を授かったものと、後天的に力を使いこなそうと努力し続けてきた人間の違いかもしれない。ルシフィアは、マサキを小人といった。だが、その友人すらも偉大なものに見えている幸助はもっと小さいじゃないか。

「佐上ルシフィアか……こっちを見ているな」
 マサキは、そんな幸助の黙考を見通すように呟いた。幸助が壁側を見ているので、マサキは食堂の中心を見ている。そう指摘されて、初めてルシフィアの視線が背中に張り付いていることに気がついた。幸助は、気配を感じるのが得意だ。知っている人間が、こっちを観察している視線ならば察知することができると思っていたのに、言われるまでまったく気がつかなかった。
 ルシフィアの視線を感じたときは、それは彼女が、ただ分かるように見ていただけで、気配を殺すことも出来るのかもしれない。あいかわらず、良いように遊ばれているというわけだ。
「マサキくんは、ルシフィアと知り合いなのか」
 幸助が尋ねると、マサキは面白がるように笑った。
「ルシフィアと知り合いらしいのは、君じゃないのかな。ぼくは女とウナギは国産に限るとおもっているから、いくら美人でも海外産は好かないよ」
「そういう話ではないんだけど……」
 そういって暗い顔をする幸助を、マサキは面白いものを見たように覗き込む。友達に覗きこまれているのはいいのだが、何故か隣に立っている理沙も一緒に幸助を覗き込んでいて、そうやって上目遣いをされるとなんかこうとても幼く見えて、幸助をさらに落ち着かない気分にさせた。
「ルシフィアは、読唇術を使うな」
 顔を近づけて、マサキにぼそっと言われた言葉に、幸助の身体が可哀想なほど跳ね上がる。
「そんな、人の心が……読める人間なんて、いるわけにないだろ」
 声が恐ろしいほど震えている。ルシフィアは、いまも二人の心を読んでいるはずだ、幸助がばらしたとなったら、どんな報復を受けるか分かったものではない。
「読心術……いや、幸助くん。違う、読唇だよ読唇、心じゃなくて唇のほう」
「読唇?」
「そう、ほらよくスパイ小説とかであるだろ相手の唇を読んで喋っている内容を聞き取る能力だよ」
「ああ……なんでそう思ったんだ」
「本当は、いま幸助くんが考えているみたいに読心術だと思ったんだがな、まあ完全に人の心を読めるなんて魔法があるわけはない」
「そっ……そうだな」
 そうだ、そう考えるのが常識というものだ。
「ただ、それに似て非なるものならばある。異常に発達した視力などの五感によって、唇の動きだけでなく表情や動作で周りの人間の全ての情報を読み取ってしまう人間というのがたまにいるんだよ」
「ふむ……」
 よく考えてみれば、ルシフィアは全てが分かるように見せかけただけで、そういう完全でない力の可能性だってある。そして、幸助よりは何倍も狡知に長けるマサキが彼女の力をその程度と見積もっているということ。
「そういう特別な人間は、たとえば預言者とか占い師とかになって、大統領のプレーンになって国を動かしてるような奴もいるそうだぞ」
「それはすげえな」
 マサキが面白い冗談を言ったように笑ったので、幸助もつられて笑う。高校生の男の子は、そういう大きな法螺話が大好きだ。違いがあるとすれば、二人とも本当にそういう特別な能力を持っているということだけ。
「まあ……だからできれば、敵に回したくはないんだけどな」
 そういってマサキは、真面目な顔をして声を潜める。もしかすると、マサキのほうが正しいのかもしれない。ルシフィアのいう読心術も、完全な力があるわけではなくてどこか穴が開いているかもしれない。そういう小さな可能性だけは心にとどめておこうと思った。
「ああっ……ルシフィアは別に俺の敵じゃないからな」
 それだけは友達にいっておこうと、幸助は強調しておいた。自分の友達が、ルシフィアと争われると幸助は困るのだ。
「それは、本当かな……」
 マサキは、静かに確認する。それはいいのだが、横で理沙も真面目そうな顔で一緒の動作をするので、幸助は噴出してしまう。表情の乏しい女の子だと思ったけど、結構面白い娘なのかもしれない。
「うはっ……ははっ、本当、本当だよ。だから大丈夫、心配してくれてありがとう」
「うむ、安心した。彼女に対する、君の反応がおかしいから脅されてでもいるんじゃないかと思ってたんだ。だが困ったらいつでも言えよ。あの女だけじゃなくて、ぼくたちにだって特別な力はある。そうだ、いまから見せてやろう……」
 それは、人の心を操る力というやつだろうか。とりあえず「目を瞑れ」と言われたので目を閉じた。何かされるんじゃないかとか、心配はしない、幸助は友達を信用している。安心に眼を閉じて、幸助の世界が暗闇に覆われる。
「幸助くんは、妙に気配に鋭いところがあるよな」
 そうやって、マサキは静かに声をかける。目を瞑っていても、幸助には分かる。目の前のテーブルにマサキは座っている、隣に理沙が立っている。
「ああ……」
 たしかにそうだ、こうやって目を瞑っていても幸助の耳には食堂の喧騒が聞こえ、どのテーブルにどれだけの人が据わっていて、誰が歩き回っているかなんとなく分かる。
 きちんと意識さえすれば、目で見なくても、いま後ろのテーブルで、たくさんの友達に囲まれて談笑しているルシフィアの姿だって手に取るように把握できる。
「じゃあ、ぼくたちの姿はわかるか」
 そういった途端に、マサキと理沙の気配が消えた。
 怖くなって、思わず目をあけると、何の感覚もなかったのに。目の前に理沙がいて、その細い腕がテーブルナイフを幸助の喉に突き当てていた。
「うあぁ!!」
 思わず、仰け反ろうとしたら後ろにマサキがいて幸助を羽交い絞めにしていた。さっきまで何の感覚もなかったのに、がっちりと関節を固められている。
「ふふっ、こういうわけだよ」
「なんだこれ、暗殺拳か、何か……?」
 幸助の頬をダラダラと伝う冷や汗を、ナイフを机に置いた理沙がさっとナプキンで拭いてくれる。
「実はな、これは西洋で発達した礼法ってやつでな」
「礼法?」
「まあ簡単に言うと、宮中とかでメイドや執事が音を立てないように床を歩いたりする技術だ、理沙が好きで覚えたんだが」
「ふむ……」
 ただの使用人の作法も、うまく使うとこんな暗殺拳みたいになるってことか。
「だから……んがっ」
 マサキが言おうとする口を、後ろから理沙がナプキンで押さえた。おいおい、それは幸助の汗を拭いたナプキンなんですけど……理沙さん?
「だから……富坂先輩もきちんとテーブルマナーを覚えてくださいってことです。さっきの食事の仕方では、合格点はあげられません」
 笑顔でたしなめられてしまった。とても小柄な理沙なのでやっぱり迫力不足。幸助が椅子に座っていても見上げなくていい目線だから。でも、素直に謝ったほうがよさそうだ。またナイフを喉につきつけられても嫌だから。
 マサキが言いたいことは言われなくても、幸助にはわかった。何度も言われていることだから。
 だからルシフィアにも対抗できると、困ったら自分を頼れといいたいんだ。この周りの評判は最悪だけど、本当はすごく気のいい男は。そういってくれる友達が一人いるだけで、もう幸助はルシフィアに負けていないのかもしれない。きっとそのような思考もトレースしているであろう彼女の意図など、もう気になりはしない。だから、先ほどまで感じていた憤りがスッと消えた。

 そうしてまた、学校帰りに山本姉妹のところに通う。通い妻というのは聞いたことがあるが、通い夫というのもあるのだろうか。佐知と麻美の、一番奥をこするようにして、欲望のたぎりを吐き出すだけで、何かこう頭の芯が真っ白に漂白されて、憤りがすべて抜け出てしまう快楽。
 中で出すのはいい加減やばいと思いつつも、その快楽は自分で止められるものではない。
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Author:ヤラナイカー
おかげさまでプロの小説書きになりました。ちょっと忙しくなるので更新遅くなってます。
(プロフの画像、ヤキソバパンツさんに提供してもらいました)



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