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E小説(中出し・孕ませ・時間停止・催眠・環境変化など)
エロ小説のサイトですので18歳未満の方はお帰りください。傾向はマニア向け、作品中のほぼ100%中だし妊娠描写、付属性として時間停止・催眠・環境変化などです。
八章下
「えっと……取り込み中のところすまないんだが」
 いつのまにか、マサキと希の二人が部屋に入ってきていた。
 そこに、座っている幸助と体操服を持ち上げて、ブラを降ろして乳をむき出しにしている望、誤解するなというのが無理な光景である。
「うぁ! マサキくん、違うんだ……これは」
「ああ、分かってるよ。望……悪ふざけが過ぎるだろ、幸助くんになら全部話してもいいとはいったが、誰もそこまでやれとはいってないぞ」
 そういって、呆れた顔で望に注意するマサキ。姉の希は妹の奇行には慣れっこらしくいつもの無表情を保って立っているだけだった。
「ごめんなさい、マサキ兄ちゃん。ほら、みんなに秘密にしてるとかって、結構ストレス溜まるんだよね。こういう機会少ないから、こうすっごくはっちゃけちゃったというか……富坂さんやさしそうだし、ちょっといいかなーとか」
「じゃあ、もう幸助くんにもらってもらうか……お前」
「うそー、いやー、冗談だから! 女の子を孕ませて捨てるとかマサキ兄ちゃんそんな鬼畜じゃないよね?」
 そういいながらも、口調に余裕がある望。全部冗談なのだろう、幸助はもう流されるままに翻弄されるしかない、まあマサキファミリーに関わると、いつものことだが。
 マサキは、「ふぅー」と深い深いため息をつくと、幸助に向かって謝る。
「すまんな、いつものことなんだよ。姉はちゃんとしてるんだが、妹のほうはちょっと性格に問題があってな。育った環境が問題あったのかもしれん」
「マサキ兄ちゃん、酷いよそんな私を困った娘みたいに!」
「お前が困った娘以外のいったいなんなんだよ……」
「困った娘ほど、可愛いとか……いうよね?」
「もう話が進まないから、お前は黙ってろ」
 幸助はもう呆然と見ているしかない。それでも、とりあえず誤解はされてないみたいだし、何か言おうと思って、幸助はついこんなことを言ってしまった。
「えっと、マサキくん……とりあえず、おつかれ」
 そうやっていってしまうと、マサキと望がすごい形相で幸助を振り返って「だめぇ!」という顔をしたが遅かったようだ。
 幸助の「おつかれ」という台詞を聞き終えた瞬間、さっきから部屋の入り口に立っていた希の顔が無表情のままに急速に真っ赤になっていった……と幸助が思った瞬間に、扉が粉砕して爆散していた。
 あっ!と思った瞬間に、すでに希の姿は見えなくなっている。ものすごいスピードで知覚できなかったが、たぶん扉を蹴り破るかして飛び出て行ったのだろうと思われた。
 あとには、飛び散った扉の欠片が舞うなかで、客間に三人が取り残されているだけだ。
「あの……俺なにか悪いこといったかな」
 そう幸助が聞くと、二人が「うんうん」とうなずく。
「駄目だよ……富坂さん、お姉ちゃんにあんな匂わすようなこといったら。やってるときは注意散漫になるけど、それ以外のときはすごく鋭いって教えたでしょ!」
 いや、そんなこと教わった覚えが幸助にはないのだが。
「お前らが覗いてるのぼくは気がついてたけどな。別にぼくは気にならんけど、希にばれないかとハラハラしたよ。幸助くん、希は妹と違ってとてもいい娘なんだが恥ずかしがり方とかの感情表現が少しだけ極端でな……扉で済んでよかったよ。覗いてたのがばれたりしたら、たぶん幸助くんの身体が、あの扉みたいになるから気をつけてくれ」
 気がつかないうちに、幸助はものすごく危ない橋を渡らされていたらしい。
「マサキ兄ちゃん酷いよ、また地味に私の中傷を会話に織り交ぜてたでしょ。扉の修理はまた道場の経費で落ちるだろうけど、何かあるたびにお姉ちゃんは家を破壊するし……後片付けする私がいなかったら円藤家は家庭崩壊なんだからね」
「はいはい、オマエイイコイイコ……」
「感情がすごくこもってない!」
 なんだかんだで、幸助がなんでこの家に来たのかもうわけが分からなくなってきた。とりあえず、望が扉の破片を片付けるというので、また奥座敷に通されて抹茶をいただく。マサキの入れてくれる香り高い抹茶を飲んでいるとほっとする。
 なにか腹立ち紛れに、希が道場のほうにまでいって暴れたらしくて、道場が大騒ぎになっていたが、とりあえず幸助には関係なので放っておくことにした。いつものことらしく、ゆったりとした着崩した着物姿のマサキも、泰然自若とお茶を点てている。
「それで……催眠アクセサリーはうまくいったんだな」
「ああ、あれは使える。使い方も身に付けられたと思う」
「そうか……」
 マサキはゆっくりと茶器を置き、抹茶を啜りながら悠然と微笑む。
「マサキには、感謝している。ルシフィアはあいかわらずだが、心は読み取られなくなったし、後始末も簡単にできるようになった、すでに外堀は埋められたと思う」
「焦らなくてもいいさ、いまはとにかく力を使いまくることで心を鍛えるしかない。限界を決めるのは能力ではなくて、それを扱う自分の心だということを覚えておけよ」
 マサキが遠い瞳で見つめるのは、かつて自分が通ってきた道行き。
「ああ……肝に銘じておく」
「また来てくれ、まだ相談しなければいけないこともある。少なくとも、ルシフィアに対峙する前には必ずな……」
「出来るだけ早く、マサキが学校に戻れるように力を尽くすよ」
「フフッ……焦る必要はないのだが、たしかに学校に行けないと時間があまりすぎてちょっと困ってはいるんだよ」
「なにか、俺で役立てることはあるか」
「いや……そういうことじゃなくて暇すぎて家族がまた増えてしまいそうでな」
 そうやって、着物の懐に片手を入れたままで茶を啜り、底知れぬ笑みを浮かべる畏友は、やはり幸助にはとても大きな男にみえるのだった。

 幸助が帰ったあと、しばらくマサキは目を瞑り、黙考していた。そこに、ガラリと窓が開いて、庭から漆黒のゴシックロリータ姿の少女が入ってきた。一応、靴は脱いでから入るところあたりが折り目正しいが、黒ゴスロリに黒ニーソは、純日本家屋に恐ろしく不釣合いだといいきれる。
「富坂先輩の成長を急がせなくてよかったのですか」
「理沙か……幸助くんの護衛はどうした」
「自宅に帰るコースですから、平賀神社のほうには近づかないでしょう。今日の平賀芽衣子は神社で手伝いですから、もう監視は必要なしです」
 少し不機嫌そうに佐藤理沙は答える。
「そうか、お前がそう判断するなら……」
「富坂先輩の成長を急がせなくてよかったのですか」
 はい、大事なことなので理沙さん二度言いました。
 話が長くなりそうなので、理沙のためにお茶を点て始めたマサキ。理沙はちょこんと前に、正座したので飲むには飲むのだろう。
「急がせたら育つものも育たないだろ……平賀芽衣子は気がつき始めているが、間に合わなかったら、ぼくが抑えて見せるよ」
「いい手駒になりそうな人材を潰してですか。正直、愚手としか思えません。そんなことなら、最初から平賀芽衣子と富坂幸助を接触させるべきではなかった」
 自分の差配を愚手といわれては、さすがにマサキもムッとする。
「理沙……お前いうようになったな」
「私……こんな《監視役》みたいなのじゃなくて《策士志望》ですもん。アルジェ先生が暇なときに『マサキにそのうち必要になるからな』って言われて直々に『天才の一歩手前ぐらいになる軍師促成栽培コース』を受講しましたから」
 自分の師匠の名前を出されると、マサキも分が悪いようだった。
「なんだ……その怪しげなコースは。悪かったよ、つまらない端役を割り当てて。でもいま幸助くんに気が付かれずに守れるのは理沙だけなんだからさ」
 そうなのだ、幸助にはある程度気配を察知する力があるから、礼法を覚えた理沙でないと尾行しながらの護衛は無理だ。
「明らかに人材不足ですよね」
 そういいながら理沙は、ずずーとお茶を啜りながら、非難げな目を向ける。
「分かった人材不足は、そのうちなんとかする」
「……鳥取家の人間を使えば」
 理沙がそう小さく呟いただけで、さっきからやりこめられていたマサキから表情が消えた。
「あそこはぼくの自宅に近すぎる……後継者育成機関にするっていっただろ」
 マサキがそう口にするだけで、ピリピリと空気が冷え切った。そんな雰囲気に威圧される理沙ではなかったが、マサキの気持ちには配慮はする。
「甘すぎ……甘すぎですよ。やっぱり、貴方は盤上の王がお似合いです。《指し手役》は私に任せてくださいね」
 そういって、理沙は立ち上がって座っているマサキを抱きすくめるようにして、軽く接吻した。そうしてから理沙は、小さく口をあけてマサキの舌を自分の舌の先で転がすようにして舐める。お互いに抹茶を飲んでいたので、渋い味しかしなかった。
「んっ……そうやって、ぼくも手の中で転がしてやろうっていうのだろう理沙は」
 理沙から口を離してそういうと、マサキは自嘲するように苦い笑いを浮かべる。本当は理沙の手の中で、ではなくて。アルジェ先生の手の内で、いまも自分は踊っているのではないかと疑ってしまったからだ。一人立ちできたと確信できる今でも、その疑念は拭えない。いや、拭ってしまってはいけない。
「あなたのためになるなら、迷わずにそうします」
 そうやってマサキを抱きしめながら、熱っぽく見つめてくる理沙の目に嘘はなかった。でも、この娘の心を一度壊して、新しく創り直したのがアルジェ・ハイゼンベルグであるから。この娘の中にどんな爆弾を仕掛けていてもおかしくはない。
 これが「信頼はしても、信用はしない」ってやつか。そうマサキは思考して。そして、その言葉すらマサキに教えたのはアルジェ先生だと気がついて、我ながら難儀なものだなとマサキは、口を拭った。
 ぬぐった手ぬぐいに、理沙のつけている真っ黒い口紅がべっとりとついていた。マサキは、理沙にいざなわれながら、とりあえず《監視役》をさせるときはもうちょっと目立たない格好をするように注意しようと思うのだった。あと……黒ゴスロリは抱くときに、とても脱がせにくいから。
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おかげさまでプロの小説書きになりました。ちょっと忙しくなるので更新遅くなってます。
(プロフの画像、ヤキソバパンツさんに提供してもらいました)



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