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E小説(中出し・孕ませ・時間停止・催眠・環境変化など)
エロ小説のサイトですので18歳未満の方はお帰りください。傾向はマニア向け、作品中のほぼ100%中だし妊娠描写、付属性として時間停止・催眠・環境変化などです。
第九章「自慰の代償」
「未央さん……オナニーしてるでしょ」
「へっ……」
 祓魔師さんが、冷えた口調でそう言った。こういう口調のときは特に、未央のことをズバリズバリと言い当てるのだ。
 家の事情から、未央の経歴、気持ちまでもズバリと言い当てられてしまう。
 どうして分かるのか聞いたこともあるけれど、なんとなく分かるんですと言われた。やっぱり凄いんだなと感心するしかない。
 普通なら不安なのだろうけど、祓魔師さんが自分を分かってくれているというのは、未央にとって、とてもいい気持ちだった。

 この日は特に異変はなかったのだが、なんだか凄く未央が不安になって電話して来てもらったのだ。未央の不安すら見抜いているのか、祓魔師が来るのはまるで事前に準備していたようにあっという間だった。
「これから、自慰は絶対してはいけませんよ。バアル・ゼブルは、貴女の子宮に入り込むのが最終目的なんですから」
「子宮! ……そんな、そんなことになったらどうなるんですか」
「貴女は、バアル・ゼブルの子供を懐妊することになります」
「そんなあぁ……」
 そんな逸話はたしかにあった、ほかならぬ祓魔師さんが言うのだから、ウソではあるまい。悪魔の子供を産むなんて。
「そうなったら、堕児なんてきかないですから。堕ろしても子宮の中にバアル・ゼブルが居る限り、何度でも受胎するんです」
「うああっ……どうしたら!」
「だから、結界を張るように私が努力してるんですよ。悪魔との勝負は、貴女が拒否するか受け入れるかどうかにかかっているんです」
「私が受け入れる……」
「そうです、貴女が自分で自慰をして軽くでも絶頂を迎えたら、それは悪魔に負けたということになります」
「あの……でも……その」
 祓魔師さんに、清めてもらうときに、悪いとは分かっていても何度か肉体的絶頂を迎えたことがあるような気がする。
「私がしたときはいいんですよ、受け入れなさいと何度もいったでしょう。私を受け入れる分には、逆に悪魔を拒否して守りを強めることになります」
 そうなんですかと、未央はようやく安心した。
 この日は、口を胸のお清めだけだった。口を舌で清めながら、何度も胸ばかりを揉むのだ。心臓を間接的に強めているのだといわれたのだが。
「あの……乳首をそんなにするのは……」
「必要な処置です、わかるでしょう」
「はい……ごめんなさい」
 そうして、未央が身体を震わせると、手に力を弱める。冷めてくると、握り締めるように強く揉む。その繰り返しで、未央は疲れきってしまった。
「じゃあ、今日はこんなところで……」
 聖水は今日はなしかと、未央は思った。祓魔師さんがしなかったのだから、いらないのだろうとは分かっているのだが。
「ああ、お金! お礼持っていってくださいね!」
「はいはい」
 ごそごそと、戸棚をあさって祓魔師さんは去っていく。
 目隠しをはずす。
 お礼のことじゃなくて、私が祓魔師さんを呼び止めたのは。
 玄関までいってみたけれど、もうそこには誰も居ない。

 悪魔の件があってから、ほとんど外出しなかったけれど、聞いたら別に外に出てもいいということだったので、外を歩く。
 なんだか、家にいるとムズムズとした気持ちになってしまうから、たまには外の空気を吸ったほうがいい。
 公園を回って、小さな川が流れている土手を散策する。
 もう暗いから、ほとんど人は歩いていない。ウォーキングと犬の散歩の人がいるぐらいか。このあたりは、高級住宅街の一角なので治安の心配はほとんどない。
 ふっと道を通りかかった男の人と視線があった。大柄な、冴えない男の人。未央より少し年上ぐらいだろうか。
 未央と視線を合わせて、ニッコリと笑う。
 そして、そのまま通り過ぎていく。何気ないことだ、ただ人とすれ違うだけ。
 知らない人だ、だけど何か知っているような気もする。
 向こうが立ち止まらない限り、そんなことを思っても知らない人に声をかけることなんて未央にはできない。
 そうして、男の人は立ち止まらなかった。

 コンビニで買い物をして買える。
 引きこもってからは特に、声が出ない気がして、人と話すのが恐かったのだが、祓魔師さんと話すようになってから、いざとなれば会話ができるという安心感があった。
 最近ほんとに、食が細くなったなあと未央は思う。
 未央はジュースは嫌いだけど、乾いた甘いものが好きで、お菓子をけっこう食べていたのだが、最近はほとんど食欲を感じない。
 悪魔に取り憑かれた影響で、食生活まで変わってしまうものだろうか。
 結局、お茶とおにぎりだけを買って出た。

 そうして、また家に戻る。
 外に特に用事がないのだもの。
 未央は、家にいるしかない。『禁書』を見る。結界の中にあるから大丈夫だけど、やっぱりあの黒い本はおぞましいものを未央に感じさせる。
 未央に悪魔の子を産ませようとしているのだといっていた。恐い恐いと思う。
「子供を産むなんて……」
 あの母親から、生まれたなんてことが実感として感じられない未央だから。子供を自分が産むとか、孕むなんてことは、想像を絶する事態である。
「なんだかなあ……」
 ありえないような気がして、ここからと股間を手で触れようとして、ひゃっと手を放す。
「いけない……」
 悪魔の誘惑なのかもしれない。信じられないことだけど、ほかならぬ祓魔師さんがいうのだから、それは本当なのだ。負けてはいけない。

 余計なことを考えてはいけない。そうだ、オカルトの本でも読もう。ベルゼブブの周辺の逸話をもっと調べなければ。今日こそヒントがあるかもしれない。
 読書をするときは、部屋の照明を暗くして本に集中する。
 今日は、オレンジ色の明りが、妙に淫靡に見えた。オカルトの本というのは、挿絵の図版が陰影によって官能的に見えたりもする。本に集中できない。
 未央はコンビニで買ってきたおにぎりを食べて、シャワーを浴びて横になった。まんじりともせず、寝付けないでいた。

     ***

 それから、しばらくは落ち着いていた。本に集中できないから、散歩をしてなるべく余計なことを考えないことにする。
 どうしても我慢できいないときは、祓魔師さんに電話をかける。話しているうちに、自分が不安がっているのか、悶々としているのか、わからなくなる。
「それじゃあ……行きましょうか」
「本当ですか、助かります」
 祓魔師さんだって、いろいろと用事があるだろうに、自分のことを気にかけてくれているというのが嬉しい。
「未央さん、目隠し、忘れないで下さいね」
 いつになくウキウキと気分が浮き立って、待ちきれないで居た。ほんの少しの待ち時間が、長く感じた。
 目隠しをつけているから、暗闇のなかで待ちつくす時間は本当に長く感じる。
「やっぱり、いつもは悪魔の気配を感じてるのかな……今日は何もない日に無理矢理呼びつけてしまったから遅くて」
 ようやくインターフォンがなって、祓魔師さんが来るのが分かる。
 上がってくる間を待つのも、もどかしい。
(私は……どうしてしまったんだろう)
 未央は、自分でもどうかしていると思う。
「来てくれてありがとうございます」
 なんだか祓魔師さんが来てくれたというだけで、心がじわっと濡れた。
「いえいえ、これも仕事ですから」
 祓魔師さんは、いつもよりそっけない様子だった。

 それでも祓魔師さんは、今日も丁寧に未央の話を聞いてくれて、質問に答えてくれて、安心させてくれる。
 口と、胸を、清めてくれるのだけれど、そこから下は触ろうとしない。
 どうして、してくれないのかと思っているのだけど、そんなこと言うわけにいかない。
(そうだよね……何もないのに……触るなんておかしすぎるもん)
 股が、凄く寂しい気がする。結局、優しく触られるだけでこの日も終わりそう。
「あの……今日は聖水は……」
「今日は、悪魔も動いてないですから、必要ないですね」
 祓魔師さんがそういうのだからそうなのだろう。
「あの……お礼を」
 少しでも引き伸ばしたくて、そう話を向けてみたのだが。
「今日は話だけでしたから、必要ありません。何か異変があったら、いつでも電話していいですから。それでは」
 さっと、祓魔師さんは出て行ってしまう。思わず、目隠しを剥ぎ取ろうかと思ってしまった。
 扉がバタンと閉まって、行ってしまったと思って。
 しばらく、未央は玄関のドアに顔をつけていた。扉のひんやりとした感触。

     ***

 なぜ急に、悪魔は動き出さなくなってしまったのだろう。
 寝苦しい、夜が続いている。もしかすると、何もしないのが悪魔の誘いなのかもしれない。そうでなければ、これほど自分がおかしくなってしまうわけがない。
「私……こんなの……おかしいよね」
 ギュッと、枕を抱き締めるように、身体の奥に溜まった熱を逃がすように。気持ちをやり過ごすように。
 このところ続いた、一連の事件が未央の性感を刺激しているのか。
 それとも、これも魔法めいた怪奇現象の一部なのだろうか。

 幾度かの寝苦しい夜を乗り越えて、また未央は祓魔師さんを呼んだ。
 来てくれるのは、嬉しいのだけど。決して祓魔師さんは、未央の下に触ろうとしない。中途半端に、胸と口付けだけ。その手つきはは、優しすぎて未央に物足りない。
 必死に、必死に未央は祓魔師さんの舌を吸い上げるようにした。
 もう、自分が限界なのがわかって欲しかった。
 言葉でないと、伝わらないのだろうか。
 また、あっという間に祓魔師さんとの時は終わる。
(どうして……)
 祓魔師さんは帰っていってしまう。
 それでも未央が自分から求めるなんて、絶対に無理だった。
 だって、これは全部お清めで『そういう意味』なんて含んでいないのだ。
 自分から頼んだら、断られるかもしれない。
 ずっとこれまで受身に来たことが、裏目に出たのだ。

 どうしよう、どうしようと、未央は悶々とする理由が増えて、さらに夜眠れなくなるのだった。
 食欲も、睡眠時間も、どんどん減っていく。
 いつか、限界が来るのは目に見えていた。それでも、どうしようもなく手をこまねいているうちに、ある日それは来た。

 身体中がそそり立つような怖気。
 自分が性欲の化け物になってしまったみたいに、身体中が熱くなる。
(欲しい……欲しいよう)
 こんなの私じゃないと、未央の理性は叫んでいる。
 だが、欲の絶叫には遠く及ばない。未央の中の悪魔が、叫んでいる。
(そうだ、これは悪魔だ……私じゃない、悪魔が……悪魔が)
 駄目と思ったときは、もう遅くて。
 自分のいやらしい股に、指を押し込むようにして、必死にこすっていた。
「ああ駄目、気持ちいい……!」
 声に出ていることも気がつかずに必死に貪って。
 一人、暗いベットの中で身もだえして、自分の快楽に耽って、未央は溜まりに溜まった絶頂を迎えていた。
「ああああああああ!」
 馬鹿みたいな、イヤラシイ、それは雌の泣き声で。
 自分の中の悪魔の叫びを、酷く冷めた思いで、もう一人の未央が聞いていた。

 未央は、ついに悪魔に負けてしまったのだ。
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Author:ヤラナイカー
おかげさまでプロの小説書きになりました。ちょっと忙しくなるので更新遅くなってます。
(プロフの画像、ヤキソバパンツさんに提供してもらいました)



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