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E小説(中出し・孕ませ・時間停止・催眠・環境変化など)
エロ小説のサイトですので18歳未満の方はお帰りください。傾向はマニア向け、作品中のほぼ100%中だし妊娠描写、付属性として時間停止・催眠・環境変化などです。
序章「イタズラか、お菓子か!」

 トリック・オア・トリート!

 イマイチ日本では流行ってませんが、十月三十一日はハロウィンです。カボチャのお化けがシンボルのアレです。もともとケルト人の収穫感謝祭だったものが、キリスト教の万聖節の前夜祭にアレンジされたものと言われています。
 そんな由来はどうでもいいんですが、とある小都市のマンションでハロウィンを祝って子ども会の催し物が開かれました。
 子供たちが仮装して、トリック・オア・トリート。「イタズラか、お菓子か!」とあらかじめお菓子配り係の家を訪ねて周り、お菓子を貰うだけの微笑ましいイベント。お菓子を貰ってホクホク顔で去っていく子供たちを見送って、二十三歳の主婦、深谷 茉里香(ふかたに まりか)はエプロンの裾を払って、ホッと一息つきました。

 まだ若妻である茉莉香は、結婚はしているものの子供には恵まれていないので、マンションの子ども会にも入っていないので手伝う義理はないのですが、どうしてもと自治会に頼まれてお菓子配り係を手伝うことになりました。
(すこし、面倒くさいなあ)などと思っていた茉莉香ですが、色とりどりのモンスターに扮した可愛らしい子供たちの様子を見るにつけて、自分もあんな子供の頃があったな、なんて懐かしく思います。
「そろそろ私も、欲しいな……」
 茉莉香は預けられたお菓子を配り終えて、そんなため息を漏らしました。結婚して二年、小さいながらも新築の真新しいマンションに越してきて、夫婦水入らずの生活も安定してきたころです。
 元気にはしゃぐ子供たちを見ていると、そろそろ子作りも解禁していいかなと思いつきました。私が子供が欲しいって言ったら、夫はなんというだろう。生憎と今日は短期出張に出ている夫ですが、帰ってきたら言ってみてもいいかもしれません。
 子供好きの優しい旦那さんなので、茉莉香の提案をきっと喜んで受け入れてくれるに違いないと茉莉香は思いました。そんなことを考えて、ウフフと笑っているとピンポ~ンとチャイムがなりました。
「はーい」
「トリック・オア・トリート!」
 茉莉香が玄関の扉を開けると、お化けカボチャのマスクをつけた黒マントの男が立っていました。
 ちょっと不思議そうな顔で、茉莉香は「はいっ?」と聞き返します。お菓子はもう配り終えてしまったし、よく見ると男性は太って大きな身体をしています。子ども会の子供ではないようです。
「だから、トリック・オア・トリートだよ」
 カボチャマスクの男は野太い声で、そう言いました。この声どこかで聞き覚えがあるような、もしかして知ってる人でしょうか。でも声だけでは、思い出せません。
「あーもしかして、子ども会の方ですか。お菓子はもう配り終えましたよ」
 ちらっと、玄関にある段ボール箱を見る茉莉香。箱一杯詰まっていたお菓子は、もう空っぽだ。
「ほう、トリック・オア・トリートなのに、お菓子はないのかね」
 カボチャ男は抑揚のない声でそう呟きました。
「ええ、ですからお菓子はもう子供たちに全部配り終えましたよ」
 茉莉香は、再度繰り返しそう言います。

「ふうん、お菓子がないならイタズラするしかないなあ」
 カボチャ男はそう言うと、茉莉香のスカートの裾を掴むと思いっきりたくし上げました。エプロンごと前をはだける形になった茉莉香のパンツは丸見えです。
 ちなみに、かろうじてレースはついているもののシンプルな白いパンツでした。茉莉香が特に飾り気のない下着を好んでるわけではなくて、量販店の安物なのです。まさかパンツを人様に見せることになるとは思いもよらなかったので、油断していたのでした。
「きゃああぁ、何なさるんですかッ!」
「だって、今日はハロォォオオウィンだよー! トリック・オア・トリートだよー!」
 男はそう言うとさらにグイグイと力を込めてスカートを捲り上げます。
「もう、何なの!」
「お菓子がないならイタズラするしかないじゃない」
 男は平然とした――カボチャマスクで顔は見えませんが、平然とした声でそう言ってのけました。訳がわかりません。
「貴方一体誰なんですか、自治会の人じゃないんですか」
 茉莉香の方だって捲られたままじゃありません、スカートの裾をなんとか下げようと引っ張るのだけど、意外に男の力は強くてパンツ丸見え状態をなんともしようがありません。なんて様でしょう。
「ちなみに、これはスカート捲りのイタズラね」
 カボチャマスクはそう言うとクックックッと楽しげに笑い声を上げました。言動が妖怪じみています。茉莉香はちょっと恐怖を感じました。
「ヒッ、人を呼びますよ……?」
 そうだ夫も出張で帰ってこないのだ。そう茉莉香は気がついて、声が震えました。
「人を呼ぶ? もちろん奥さんの好きにしていいよ、でも今日はハロォォオオウィンンンンンッだからねえ。その前に一緒に祝いの言葉を唱えよう、トリック・オア・トリートォオオウーッ」
「もう何なんですかあーっ」
「ほら、奥さんもご一緒に。トリック・オア・トリートオオオゥ!」
 言わない限り終わらないって空気を出してきます。余り刺激したら危ないかもしれません、茉莉香は渋々ながら男の声に合わせて唱和しました。
「ううっ、トリック・オア……トリート」
「そうです、トリック・オア・トリートオオウ。ハロォォオオウィンおめでとう!」
「ハロウィンおめでとうございます……」
 茉莉香がそう返すと、男は嬉しそうに声を弾ませてトリック・オア・トリートを連呼しました。お祝いはいいけれど、いい加減スカートから手を離して欲しいとの茉莉香の願いは届きません。

 トリック・オア・トリート

 トリック・オア・トリート

 茉莉香は、何度も何度も男の声に合わせて唱えさせられました。イタズラかお菓子か、イタズラかお菓子か。そういう意味であることは知っているけれど、唱えているうちにそれは意味のない呪文へとゲシュタルト崩壊していくのを茉莉香は感じました。
 ふっと、カボチャマスクの瞳の中を覗きこんでしまいます。繰り抜いたカボチャの空洞の中には、ロウソクの炎が燃えている。まるで茉莉香を異界へと誘うように。
(えっ)っと茉莉香は驚きました。
 目の穴から覗きこんだ、カボチャマスクの中は空っぽです。まさかこの男の頭は空洞で、本当にお化けカボチャのバケモノなのでしょうか。ハロウィンなんて日本人にはしっくり来ない行事だし、ハロウィンのお化けが存在するなんて、そんな馬鹿げたことがあるわけないと茉莉香は思います。
 でもそのロウソクの揺れる炎を見ているうちに、恐怖でガチガチにこわばっていた茉莉香の腕の力はぐったりと抜けました。

 トリック・オア・トリート

 トリック・オア・トリート

 化物じみた男の言葉を、茉莉香もまた機械的に繰り返します。やがて、ガクンと脱力して床に座り込んだ。男がスカートを掴んでいますから、ずりっとスカートごと上に捲り上がって、真っ白いお腹やブラジャーまで見えてしまいます。
 部屋着のブラジャーはちょっと糸がほつれたりしていました。この期に及んでも、茉莉香の頭にはどこか冷静な部分が残っていて、ああみっともないものを見られてしまったなと恥ずかしい思いをしているのです。
 そうしてそんな余計なことに回っている思考にもかかわらず、茉莉香は機械的に呟き続けていました。
「トリック・オア・トリート」
 茉莉香の美しい瞳は、虹彩の色を失っています。茉莉香は本人にとっては、ほんの一瞬。カボチャ男にとってはそれよりもほんの少しだけ長い時間、トランス状態へと陥っていたのです。
 それはハロウィンの魔術か、それとも怪しげな催眠術による暗示なのでしょうか。

 ハッと目を覚ました時には、茉莉香は床に寝そべっていました。
「ああっ、私……」
 よろよろと座り込むようにして起き上がる茉莉香。豪快に捲れ上がっていたスカートの裾をはたいて整える。どうやら衣服の乱れ以外に、変わったことはないようです。
 さっきのカボチャ男はどこにいったのでしょうか。玄関には誰もいません。
「なに、もしかして夢でも見てたのかしら」
 あまりにもリアルだから、そんなわけないと思うのですけれど。でも、悪夢のような現実よりは、現実感のある夢のほうがまだありえそうです。
 よろっと立ち上がると、もう夢だったということで片付けてしまおうかと茉莉香が振り返ったとき、リビングから黒マントのカボチャ男が出てきました。
「あっ、貴方……」
 もう嫌と叫びたくなります。登場がホラーじみていて怖いです。
 男は、茉莉香の誰何にも答えずに玄関先でサンダルを履いて(そう、男はこんな出で立ちなのにナイキのビニールサンダルを履いていたのです、シュール過ぎます)扉を開けました。
 そして、振り向くとまたよろよろと壁に肩をついて倒れこみそうな茉莉香にこう言い残しました。
「私は、ジャック・オー・ランタン。ハロウィンの夜に彷徨う幽霊だ。ではまたお会いしましょう」
 颯爽と黒マントをなびかせて、去って行きました。

(もう、なんだったの)
 何でもいいです。とにかく、茉莉香は玄関のドアを慌てて閉めると、二重に鍵をかけてチェーンをかけました。それで、ようやくホッと一息つけたのでした。
 この時、これで満足せずに茉莉香が逃げ出していればあんな結果は避けられたかもしれなかったのですが、それを言うのは酷と言うものでしょう。
 ハロウィンの悪夢がこの後も続くとは、神ならぬ身に分かるはずもなかったのです。
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Author:ヤラナイカー
おかげさまでプロの小説書きになりました。ちょっと忙しくなるので更新遅くなってます。
(プロフの画像、ヤキソバパンツさんに提供してもらいました)



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