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E小説(中出し・孕ませ・時間停止・催眠・環境変化など)
エロ小説のサイトですので18歳未満の方はお帰りください。傾向はマニア向け、作品中のほぼ100%中だし妊娠描写、付属性として時間停止・催眠・環境変化などです。
第二章「煌びやかな隷獄」
 初夏の午前、聖上大学のキャンパスを差し込む強い日差しに目を細めながら、今日の講義を受けるために、河相奈々子は歩いていた。一応共学ということになっているのだが、聖上大学はつい最近まで女子大だったので、男性の影がない。
 聖上といえば、この国でも随一のお嬢様学校だ。今の時代にあわせて、形だけ共学になっても、入試成績よりも、家柄や寄付金の額がものをいうというこの大学をわざわざ受けるような男子はほとんどいないのだ。
「まるで、豪華な檻のよう」
 無駄にだだっ広い教室の一番前に座りながら、奈々子は考える。自分のあたりには、奈々子と同じ、優等生な学生が座っており。中ごろには、普通の生徒。そして、この広い教室でほとんど講義が聞こえないであろうに、あえて一番後ろの席に数人生徒が座っている。
 ほとんどの学生が、女性しか居ない環境の気楽さからか、化粧すらしていないのに。その後方の数人の学生は、下着の線が見えそうな細いパンツを履いていたり、胸や尻がいまにも飛び出てしまいそうな薄い服を着ている。化粧も無駄に濃い。
 いわゆる『不良』ってやつだ。
 彼女らの蓮っ葉な態度を見て、その言葉が、自分の脳裏に去来してふっとため息をつく奈々子だった。
 不良だって――私らはすでに成人なのに、馬鹿を言ってろとも思う。それでも、そう言うのが一番分かりやすいのも事実だ。
 彼女らは私たちちゃんとした学生とは違う。奈々子は、授業にあわせて送迎されて、授業が終わるとやはり迎えがくる。万が一行方をくらませたら、大騒ぎになるだろう。まるで、囚人と同じだ。自分の周りに座っている学生も、似たり寄ったりだ。
 不良である彼女たちは、好ましくないサークルを学内につくって、合コンして普通の学生みたいに大学生活をエンジョイしている。奈々子たちみたいな普通の学生を、飼われている豚だと思っているだろう。それに比べて、自分たちは自由なのだと。そういう態度を彼女らは取っているが、笑わせる。
 どうせ合コンといっても、相手はおぼっちゃん大学か、名門大学の学生だ。
 付き合ってる相手の素行も、何気に調査されてコントロールされていることを彼女らは知らない。考えもしないのだ。
 自分たちが『不良』つまり、望ましくない学生を演じさせられていることが分かっていない。ただのガス抜きなのだ。彼女たちは、自分たちは自由だと思っているが、檻の中から一歩も出ていないのは、講義中この教室の外に居ないことからも分かる。
 望ましい姿だけではなく、望ましくない姿すら規定される。これがこの学園、階級の壁の厚さというものなのだ。
 一方で奈々子は、そんな不良ごっこに無駄な抵抗にエネルギーを使ったりしない。ちゃんと講義を受けて、無駄な力は使わず、無難な学生を演じるのが一番楽な道だと知っている。馬鹿なサークルにも入らず、講義が終わったらすぐ帰るのだ。
 そうして、誰にも知られない――そうあの森の中で、自分だけの最高の時間を過ごす。所詮、飼われた鳥は外に出ても死ぬだけなのだ。自分の内側にこそ、本当の自由があると聡明な奈々子は理解していた。
 今日も、昼までの講義が終われば、さっさとこんな場所から立ち去って、自分だけの気持ちいい世界を創るために家に戻るのだ。

 午後の強い日差しが、差し込む豪奢な部屋で奈々子は一人食卓につき遅い昼食と取っている。腕のいい料理人が、厳選した素材で作った料理だが、食が細い奈々子に合わせて元々が大した量を出していない。
 それなのに奈々子は、前菜もメインディッシュも半分も食べないで残してしまった。
 奈々子付のメイド、支倉由佳帆が、デザートのメロンに一口手をつけただけで、手を止めてしまった奈々子を気遣わしげに見つめる。
「今日の料理、お口に合いませんでしたか、お嬢様」
「そうではないのだけれど……これも、下げてくださる」
 今日のメインは、奈々子の好きな鱈だったから口に合わないということはないはず。それは分かっていて聞いてみたのだ。
「あの、お体の具合が悪いのでしたら……」
「そうじゃないから心配しなくていいわ」
 訝しげに想いながら、無言で由佳帆はデザートのメロンを下げた。由佳帆は心配した振りをしただけで、心配したわけではない。自分の落ち度でなければいいと考えた。
 さも憂鬱そうに、皿を片付ける由佳帆に目もくれず自室に去っていった。
「なんなのだろうこの得たいの知れない悪寒は……」
 奈々子は暖かい季節なのに、少し肌寒く感じて肩を震わせた。

 そのころ、屋敷の裏には由佳帆に捨てられた、奈々子の食べかけの料理を貪り食う蛾歯豚男がいた。
「うひょーメロンまであるよ、甘くてうめぇー」
 ぶひぶひいいながら、まるで残飯をあさる豚そのもので楽しく食事をした。
「金持ちの家は、これだからいいなあ」
 奇しくも、奈々子と蛾歯は一緒の料理を食べたことになる。
 残飯処理を終えて、こんどは森の中の小川で水浴びを始めた蛾歯。
 本当は、身体を洗うのは嫌いだが、昨日も奈々子が臭いのことを言っているのを気にしたのである。
 山小屋のシャワーを使用したらばれるかもしれないと思って、水浴びだ。
 近くに居ても、気付かれないためには汚れを落とすのは仕方が無い。初夏であるから、水浴びをしても寒いということはない。念入りに身体の汚れを落とし、蛾歯はまた廃屋へと戻ってぐうぐうと寝るのだった。夜に備えて。

 夜の帳が空を覆うころ、こまごまとした用事を済ませた奈々子は自分の秘密の小屋へと足を運んだ。部屋からそっと出るため、家人や屋敷の使用人などには気付かれない。もう何年もやってきたので、手馴れたものだ。
 部屋の明かりをつけると同時に、四方八方森全体に警戒網が広がる。
 小屋の中を除いて、いわばこの小さな森は奈々子そのものであり、小屋はまったく安全な子宮に当たる。まさか、その子袋の中に汚らわしい精虫が一匹まじってるとは考えもしない奈々子であった。
 あえて、通学につかう大人しい服を着て、自分の愛すべき小屋にやってきた奈々子。隠れて見ている蛾歯は、プンと鼻を突く香水の香りに気付く。
 ぱっぱっぱっぱ、っと上着下着を脱ぎ捨てて真っ裸になる。すでに身体には、あえてメイドにコンビニで買ってこさせた安物の化粧品で下劣な言葉やマークを書き連ねた刻印が刻まれている。
「アハハハハ……」
 奈々子は、端正な顔をゆがめて精一杯馬鹿笑いをしてみた。
 安物の化粧品で、磨き上げられた柔肌を自らで汚していくことに、背筋がぞくぞくする快楽を覚える。
「卑しいメス豚、最低の性奴隷!」
 そうやって、自分を罵る。
 鏡の前でそっとオマンコを広げて見せる。
「便所穴が……男のチンポをほしがって濡れ始めてる。汚らわしい私」
 バイブで奥底まで掘っているから、ぱっくりとオマンコは開く。本当は、クリトリス拡張もしてやりたいのだが、身体に目立った傷を残すことは許されていない。
 河相の家格にあった相手と、結婚する運命なのだ。どうせ、家柄と財産だけの中身のない男だろう。そんな男の相手をして人生を送るという運命は、奈々子に人生の空虚さを感じさせる。
 かといって、そこから飛び出して生きることができないというのも、すでに二十歳をこえた奈々子の達観でもある。自分の価値を良く知っている、自分は静かに令嬢然としてバックに河相の家の権限があって、初めて価値を持つのだ。
 ただ一人の女になれば、ただ少し容姿がいいだけの女に過ぎない。それだけで世過ぎができるほど、甘いものではない。だからせいぜい、いま許された目の前の快楽をむさぼってやる。
 本当の自由がほしいとかいわなければ、なんだってほしいものは手に入る。
「あっ……んっ……」
 鏡の前で、自分の肉体を弄ってやるのは、まるで鏡の前のもう一人の自分を弄っているようなそんなSとMが入り混じった気持ち。道具も使わずに、ただ指でオマンコをまさぐっているだけで、気分はどんどん高まっていく。
 これはただのオナニーじゃない、自分とのセックスのようなもの。
 奈々子は、お嬢様然とした自分の外見が嫌いだった。楚々として壁の花を演じていれば無事。そうやって無為に過ごしている怠惰な自分が嫌いだった。
「だからそんなの壊してやる!」
 汚して、汚して、鏡の前の自分を考えうる方法全てで汚しきってやって、そこで嫌いな自分は壊れて消える。
「うっ……ぁ」
 大嫌いな仮面をはずして、一人の悦楽に耽ったときに沸きあがる陶然。濃い化粧のしたからでも、高揚した身体ははぜて、快楽に頬が染まる。そのときの自分は、本当の自分でだから奈々子はそんな自分が好きだった。
 そんな愛憎に心震わせて。
「うっ……」
 フルフルと肩を震わせて、逝ってしまう。たったひとりで、孤独で惨めだった。
 鏡の前の自分が、惨めで小さくて孤独であればあるほど、こっち側の本当の奈々子の快楽は高まっていく。

 一方、山小屋の物置の隙間から覗き込んでいた蛾歯は、奈々子の痴態をみて何度も壁に向かって射精していた。

 ドピュドピュドピュドピュ!

 狭い物置の中に精子の饐えた匂いが立ち込める。壁にはドップリと、黄みがかった精液が付着していた。何度出しても、目の前に繰り広げられる若い女性の痴態は蛾歯を勃起させる。
 チンコがすでに痛くなっていたが、それでも蛾歯は射精をやめられなかった。
 鏡で自分の痴態を楽しんでいた奈々子は、こんどは特製のバイブマシーンで自分を虐め始めた。何本ものペニスが、ランダムに奈々子の身体を弄っていく。
 襲いたくてしかたがなかったが、それ以上に蛾歯は臆病で恐怖を感じる。襲うような勇気があれば、下着泥棒なんてやらなくて本当にレイプでもなんでもしている。蛾歯の人生はすでに終わっているんだから本当はなんだってできるはずだ。
 それでも、怖くて動けなくて、だから自分の欲望を鎮めるためにオナニーを繰り返すしかない。
「ああ……あいつのオマンコに俺の精液を叩き込んでやれたらなあ」
 そればかり考えていたが、いいアイディアは思い浮かばなかった。
 何度か気をやって、今日は満足したのかわき目も振らず身体をさっとシャワーを浴び、タオルでふき取って、奈々子は山小屋から出て行った。
 あとには、五回も射精してつかれきってクタクタに寝る蛾歯だけが横たわっていた。
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Author:ヤラナイカー
おかげさまでプロの小説書きになりました。ちょっと忙しくなるので更新遅くなってます。
(プロフの画像、ヤキソバパンツさんに提供してもらいました)



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